茜坂大沼で鯛茶漬けを使ったランチコースを食べた話

赤坂って元々は茜坂って名前だった説もあるみたい。
「茜草が群生している坂が茜坂と呼ばれ、赤坂へと変化していった。」って話があるみたいで、実際に赤坂っていう名前の坂は赤坂にはないからなかなかに有力な説だと思うんだよね。
そんな茜坂の名前を冠した店名の茜坂大沼はもちろん赤坂に。やっぱり店名に地名を入れるって重要だなって思う。
その地域に感謝するっていう意味もあるだろうしね。

茜坂大沼でちょっとわがままランチ

何度か通わせてもらっている茜坂大沼。

しっかりお出汁が美味しい和食のお店で夜も満足度が高いんだけど、それでもやっぱりおすすめはランチの鯛茶漬けかな。
ちなみに、茜坂大沼のランチに実は鯛茶漬けを使ったコースは存在せず鯛茶漬け御膳があるんだけど、この日はいつもの御前だけではちょっと足りなさそうなランチだったので、「鯛茶漬けを使った一人5000円のランチコース」を個別にオーダー。
快く引き受けていただいたのだった。

まずが先付け

岐阜県は長良川の鮎と万願寺唐辛子をジュレと合わせた一品からスタート。
9月上旬で鮎の旬もやや終わりかけ。大きくなった鮎も美味だし、万願寺唐辛子も甘くていい感じ。

お椀

萩野甘鯛と木耳。
お出汁がとってもいい感じだから、もちろん出汁も全部飲み干してほっとする一品。
甘鯛も美味しいなぁ。

淡路のアジ

そしてとっても美味しかったのが鯵。
煎り酒でいただく。茗荷とゴマもいい感じ。隠し包丁から煎り酒の旨味がぎゅっと入っていって、それでいて元がしっかり旨味があるからとっても美味しく感じる鯵なのだ。

富津のカマス

焼き魚は富津のカマス。
下に敷かれているのはまさかのマッシュポテト。
これが意外と合うのだ。

最後は鯛茶漬け

炊き立てのご飯。濃厚なツケだれと鯛をまずはご飯に乗せていただく。
もちろん美味。濃厚なツケダレがご飯としっかりマッチする。そして、適度なタイミングでお出しをご飯にかけていただくと、それはそれでまた良い。
もちろんご飯はおかわりする。ツケダレも茶漬け風もまだまだ味わいたいからね。

そんなこんなしていると気づくと鯛の刺身がなくなっている。最後の一枚を食べるときは、どのスタイルで食べるか悩みながらの結局ツケダレをベタベタにつけて大量のご飯と一緒に口の中へ。
鯛茶漬けは正義。

デザート

季節のデザートはとっても美味しいぶどうで。

茜坂大沼

赤坂のエスプラナード通り(田町通り)沿いにある今年(2020年)出来たばかりのお店。
それにしても、今年できたお店ってやっぱりちょっと可哀想だ。何年も修行して、借金までして(茜坂大沼産が借金をしているかは知らないけど)、夢にまでみた自分のお店を持ったところでコロナの影響で・・・というのはやっぱり悲しい。
近々また、食べに行こう。

茜坂大沼
050-5456-7200
東京都港区赤坂3-12-2 赤坂慶和ビル 3F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13244397/

 

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