鮨よしたけが監修した「鮨きのした」で寿司を食べた話

いっときはお肉ばかり食べていたんだけど、最近のマイブームは寿司。
一応船橋で寿司屋も経営しているので、改めて寿司をもっともっと勉強したいと考え始めた昨今。
有名店はもちろん、知り合いの Foodie の友人知人が「美味しい」というお店にはやっぱり行ってみたくなるのだ。

鮨よしたけが監修した西麻布の「鮨きのした」

今回伺ったのは西麻布にある鮨きのした。何とあの鮨よしたけが監修しているというから期待が高まる。
よしたけと言えばミシュラン三つ星の常連店だ。
一般の人が予約ができないお店はミシュランから外れるということで、ミシュラン三つ星常連の鮨さいとうも、すきやばし次郎も三つ星からは外れてしまった。
そのため、ミシュラン東京2020で、鮨ジャンルで三ツ星なのは「よしたけ」だけである。
とは言え、よしたけもかなりの予約困難店。常連の友人に「連れてって」と話しているんだけど、中々行けていないのが現状である。

鮨きのしたのコースはまずはつまみから

2018年の6月にオープンしたばかりでまだ2年もたっていないお店でコースは「おまかせ」のみで25000円。西麻布のタクシーでないと行きずらいマンションの一室に、まさに隠れ家のようにあるのがまた何ともいい感じだ。

店内はカウンターのみで、新しく傷も付いていないカウンターでカメラや携帯で傷をつけないように思わず気を使ってしまうほど。
まずはおつまみから出てきて、後半から握りに突入するスタイルのお店だ。

ホタルイカと白甘鯛

まずは蒸したホタルイカからスタート。
酸味が感じられるジュレと春の旬の走りが感じられる一品で、とっても美味しい。
やっぱり一品目ってすんごい大切だな。って。この一品目でグッと引き寄せられた。

続いて白甘鯛。上に乗っているのはこのこ(ナマコの卵巣)で、鯛はフレッシュなのか身は固めで食べ応えがある感じ。このこは多少の生臭さが残っているもののそれすらも旨味に感じられる。

2種類のタコは今まで食べた中でトップクラスの美味しさ

続いてのタコで面食らう。
塩炊きした佐島の真蛸がめちゃくちゃ美味しい。タコのいいところが全部入っているような素晴らしい味わい。

そして北海道産の水タコは柔らかくて旨味が強い。こちらも美味。
両方とも甲乙つけがたい食べ比べで、今まで食べたタコの中でトップクラスの美味しさだ。

鯖の棒鮨

これはもう間違いないやつ。

ラーメンと餃子の組み合わせくらい間違いないやつ。食べる前から美味しいのわかってるやつ。
そんで食べたらやっぱり美味しいやつ。もうそういうやつだよね。

ホッキ貝のしゃぶしゃぶと、初鰹

そしてホッキ貝のしゃぶしゃぶ。
これ、ちょっと珍しいよね。というか、初めて食べた。
シャキッとした食感がいい感じ。

藁で炙った後に炭火で焼いて、かかっているのはカツオの酒盗のソースで、これがまたフレンチを食べた時のような複雑味のある旨味が感じられる。しっかり余韻には藁の香りも漂って素晴らしい旨味。

まだまだ続く。極上のつまみ

ホタルイカは濃厚な味わいで日本酒が欲しくなる一品だ。
可能ならばチビチビと味わっていたい。
そして面白かったのはノドグロにかかっているハマグリのおかゆ。

おかゆは優しい味わいでハマグリの風味も確かに感じるんだけど、ノドグロの脂の強さをいい意味で抑えてくれててとても美味しい。

アワビ

つまみで最も印象に残ったのはこのアワビ何だよね。
何よりソースが素晴らしい。

肝をうまく使ってアワビと食べさせてくれるようなお店はたくさんあるけど、これは初めて食べるような食感だ。
濃厚でクリーミーなソースの味わいとアワビがとてもマッチしてこれもフレンチを食べてるような気持ちになったんだ。
何故なら少し余ったこのソースでパンを食べたくなったから。
よく、残ったアワビの肝ソースにご飯をあえて食べさせてくれるお店があるけど、このソースにはパンが合うと思った。
美味。

いよいよ握りに突入

正直この時点で結構満足していたけど、あの手この手で創意工夫が施されたつまみを食べて、まだ握りに行きたくない・・・という思いがあるくらい美味しかった。
ここで黒い寿司用の皿がカウンターに置かれていよいよお寿司の始まりである。
鮨きのしたのシャリは赤酢が使われていてあまり主張は無いけどちょっと甘めな感じがした。

イカ、鯛、イワシ

握りはアオリイカからスタート。
もはや全く隠れていない隠し包丁が入りまくりでフワッフワで甘い。

イワシはさっぱりとしていて爽やかな風味が感じられる。

下田のマグロが三種類

爽やかで繊細な舌触りの赤身から始まって、旨味が素晴らしい中とろ。

大トロも筋をあまり感じなくて、舌触りがよくてとても美味しい。

2枚付のコハダ

このサイズで2枚付は珍しいコハダ。

うん。これは美味い。
何というかコハダ感ががっつり感じられる。でも、シャリと一緒にちゃんと口の中で分解されてとっても綺麗な余韻を残してくれる。
これは美味しいなぁ。

ちなみにこの辺りで結構酔っ払ってきた

今日はワインを持ち込みさせてもらった。
持ち込みは1本3000円。入れ方にこだわりを感じられる美味しい生ビールを飲んだ後は、早々にワインに切り替える。

本日持ち込んだワインは WILLIAMS SELYEM ALLEN VINYARDの1993年。
熟成感が素晴らしくて、マグロと合わせたくて持ってきたワイン。めちゃくちゃ美味しいのだ。

ハマグリ、雲丹、エビ

特にハマグリがとっても美味しかった。控えめに言って最高においしかった。
ハマグリは振り柚子がしてあって、すんごい力強い旨味。
見えづらいけど下にはシャリが。一口で行くとめっちゃ旨味が口の中で爆発。これは美味。

大好きな雲丹ときて、名エビはアレルギーがあるので火を通してもらうんだけど、これまた美味しい。

アナゴ

アナゴがくると、「あぁもうすぐこれでコースも終わりか・・・」という残念な気持ちと好きなネタだから嬉しい気持ちが交差する。
そんな江戸前鮨ラバーは多いはず。

ふわっとしてるんだけど、ねっとりとした風味を持つアナゴは旨味も抜群。
予想外に持ち込みをした熟成したピノ・ノワールとよく合った。これは自然といいマリアージュになった気がする。

巻物と味噌汁

やっぱり終わっちゃうのね。と、言う感じで出てきた巻物はたっぷりの鮪が詰まった巻すし。
2枚の海苔で包まれていて、パリッとした海苔の食感がたまらなくいい感じ。

海苔も美味しいなぁ。そして海苔の風味に負けないくらいの鮪の旨味。絶妙。

シメは卵焼き

寿司屋の卵焼きって、たまに食べない人もいるけど、これは絶対食べたほうがいい卵焼き。

芝海老の風味も感じられるんだけど、何と言うかしっとりとしていて、それでいてフワッとしている。
まるで甘さ控えめのチーズケーキを食べているような極上の卵焼き。
僕の卵焼き史上トップ3に入るほどの美味しさ。

鮨きのした

よしたけ監修の西麻布のマンションの一室にある隠れ家的な寿司屋は、ハズレが一品もなくて何を食べても安心して美味しい寿司屋。
それでいて、クリエイティブな味わいも感じられてこれから先益々予約が取れなくなりそうなお店だ。

ここは季節が変わったらまた伺いたい。
いや、伺おう。
そう強く思えたとっても美味しいお店だったよ。

鮨 きのした
03-6434-7353
東京都港区西麻布1-4-46 カーサスプレンディッド西麻布 203

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