恵比寿くろいわで食べた「田の実節句」の料理の話〜松茸編〜

定期的に訪問している日本料理のお店っていうのはやっぱり四季折々で旬の食材が変わっていくのが実に面白い。
ましてや、二十四節期に細かく旬を分けている恵比寿のくろいわさんなら尚更なのだ。
この日は「田の実節句」。つまり、夏から収穫の秋へと移り変わるタイミングでの訪問だ。

今日のテーマは田の実節句

旬もいろいろ変わってきたと話す黒岩さん。今年から24節期は旧暦で。ということだ。
ちなみに「田の実節句」田の実という単語が入っていることから、いかにも農耕的な事柄に思えるんだけど、たのみの節句の「たのみ」とは、作物の豊作を祈る(たのむ)日ということから、日頃よくたのみ事をする相手に、新しく収穫した穀物を贈る風習からこんな名前になったとか。
何かと理由をつけて贈り物をする日本人らしい風習だよね。

本日の食材のメインである立派な松茸をみながら、まずは一献。紫蘇のドリンクからスタート。

鱧と松茸

出だしから松茸と鱧。そう、いきなりガッツリと初秋を感じさせてくれる組み合わせ。

鱧のお出汁を濃厚にとって、鱧の卵と松茸を合わせた一品。ゼリーからいただく。
いきなり幸せ。

鳥籠に入って出てきたのは子持ちの小鮎。茗荷にカラスミ。そしてだだちゃ豆。

お椀

立派な万願寺唐辛子と、一夜漬けしたうなぎのお椀。
お椀は雲を連想させる竜のお椀。かっこいい。

お刺身

カツオの漬け。スズキ、うに。お醤油は焼きなす醤油。ウニは燻製して。

毛蟹

お味噌とカニの味噌を絡めて、毛蟹と自家製の柚子胡椒がいい感じにきいた一皿。
こんなの美味しくないわけがないじゃん。

八寸

そして毎回楽しみな盛り付けが素晴らしい八寸。
味も見た目も間違いない料理の数々で大満足。

本日の不味いもの

僕らがカウンター貸切にした時にだけ出てくる定番の「不味いもの」。もちろんその時々の旬に合わせた不味いものが出てくるんだけど、「世の中にはうまいものが多すぎる」ということでなぜか開発された謎の一品。

本来は夏の風物詩で季語にも出てくる白玉団子が今回の主人公。
アボガド、きゅうり、梨、大根、キュウイをただ1番水につけただけという謎の料理。
ただ、なんでか落ち着く味なんだよね。結局全部飲み干してしまった。

炊き合わせ

続いて柳松茸(しゃっきり茸)と筑前昆布、そして鮎。初モノの九条ネギといったこれまた秋の味覚が味わえるが嬉しい一皿。

 

 

お米

先ずは煮えばなでいただいて、本日のお米の様子を確認。
お漬物や味噌汁で先ずはお米のおいしさをしっかり堪能。

その後、いくら丼、松茸の茶漬け風、鱧カツ丼ときてお米をたくさんいただいて味はうまいし、お腹もガッツリ満腹になるしで大満足。
誰かが言った「松茸なのに夏の余韻を感じる」という一言がとても印象的だった。

最後は甘味。
店主の黒岩さんが抹茶をたててくれて、甘いものをいただきながら抹茶を啜って終了。

恵比寿くろいわ

24節期。つまり、四季をさらに細かく4分割して本当の意味での旬の食材を味わえるのが恵比寿くろいわだ。
京都の日本料理の超有名店で修行してきただけあって、塩や醤油といった調味料をあまり使わないでしっかりと素材の味わいで勝負。
特別な予定が入らない限りほぼ毎月、定期訪問させてもらってる。
美味しいだけじゃなくて、日本料理の文化や知識、蘊蓄がしっかり学べるのもまたよしなお店だ。

恵比寿 くろいわ
03-5793-9618
東京都渋谷区恵比寿4-11-12
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13186582/

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