ウルフギャングで食べたTボーンステーキの話

NY発のステーキハウスで有名どころの一つがウルフギャングだ。
恥ずかしながら、僕はまだこの超有名店に行ったことがなかったので、虎視淡々と行く機会を窺っていたのだ。
そんなある日、「お肉が食べたい」との連れの一言で当日予約。ウルフギャングデビューを果たしたのだ。

NYで人気のドライエイジングで有名なステーキハウス

ウルフギャングといえば熟成肉だ。
お肉はプライムグレード(アメリカの格付けで最上級)のみを使用して、専用熟成庫で熟成させる。
熟成方法はドライエイジング(風を当てながら倉庫内で乾燥熟成させる)で専用の熟成庫を使って熟成させている。
日本では数年前に熟成肉がブームになったけど、アメリカではこのドライエイジングという熟成方法の歴史はかなり長く、日本よりも数段進んでいるのだ。
ちなみに日本だと、富士宮にあるさの萬が熟成肉のパイオニアと言える。

ここも美味しかったなぁ。また行きたい。
そんなウルフギャングが日本に上陸したのは2014年。瞬く間に人気になって、その後、六本木に上陸してくるNY系ステーキハウスのエンパイアステーキハウス(2017年オープン)、ベンジャミンステーキハウス(2017年オープン)の先駆けとなった。

さっそくTボーンステーキをいただく

以前 Sonoma でTボーンステーキをいただいた時は、同行者がヒレとサーロインがTボーンにくっついていることを知らなくて、ひたすらヒレだけを食べまくっていたことをふっと思い出した。
そう。左側がヒレ肉。右側がサーロインを味わえるのがTボーンステーキの特徴だ。

焼き色も実にいい感じ。
肉汁も滴る感じでとっても美味しそうなのだ。

食べるとガッツリワイルドなお肉の味わい。
外側はしっかりこんがり焼き上げられていて、中はちゃんとジューシー。
特にヒレ肉の旨味が素晴らしくて和牛とはまた違ったお肉の美味しさを感じられるんだよね。
ペースト状のほうれん草とマッシュルームも悪くない感じだ。

セットにはサラダ、パンとスープもついてくる

ちなみにTボーンステーキにはさらだパンとスープのセットも。
サラダはトマトにベーコン、海老が入った赤い色が食欲をそそるパワー溢れるサラダが。

もはやサラダと言ってもいいのかも分からないほど野菜の比率が少ないけど、ドレッシングがしっかりサラダ。

そして、スープがとっても美味。

貝の出汁がしっかり感じられるトマトベースのスープでミネストローネみたいな感じでこれも美味しい。
アメリカ発のステーキハウスということだけあって、全体的に味ははっきりしていて、量も多め。思わずお酒が進んじゃって昼からシャンパンなんか飲みたくなるようなそんなステーキハウスだ。

ウルフギャング 六本木

六本木にあるウルフギャングはいかにもアメリカンないい感じのステーキハウス。
サラダとスープとステーキでガッツリお腹いっぱい美味しくなれる。
オススメはやっぱりヒレ肉とサーロインを両方味わえる Tボーンステーキ。
外側はしっかりカリッと。そして中はしっとりジューシー。アメリカのプライムビーフだけあって柔らかいし香ばしい味わいが楽しめるお店だ。
本場のドライエイジングで熟成されたお肉をいただきたい方にはぜひ一度伺ってほしいお店。

ウルフギャング・ステーキハウス 六本木
050-5872-9994
東京都港区六本木5-16-50 六本木DUPLEX M’s 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13164062/

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