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よろにく以前。よろにく以後。
焼肉業界にはよろにく以前。よろにく以後。という言葉があったりするとかしないとか。
確かにかなりのトリミングをして美味しいところを出したり、適切な温度で提供するためにスタッフが焼いてくれたり、お肉に応じてタレや味付けを変えたり、ライスボールが出てきたり・・・今では多くの焼肉店がやっていることを10年以上前からやってる印象がある。
カジュアルな雰囲気が多い焼肉業態だけど、高級感があってデートにも使えてニンニク臭くならない。
これも今じゃ当たり前かもね。
よろにくのコース
とにかく、そんなよろにくが恵比寿に2017年に出した 蕃 YORONIKU (えびす 鎧にく)に言ってコース料理を食べてきたんだよね。
先ずは前菜的なキムチやスープやら
先ずは前菜的にスープからスタート。キムチとかも出てくるあたり、正統派の韓国系焼肉の感じもあったりするのが面白いよね。
キムチ系はからすぎず・・・で美味しかったな。
ユッケを温めたバゲットに乗せて
そしてユッケにバゲッドが登場。
ちなみにどうでもいいけど、バケットじゃなくてバゲットだからね。ケには濁点がつくのが正解だけど、たまにお店の人とかも間違えてたりするよね。
で、このバゲットは焼いて温める。そしてユッケは混ぜる。ユッケはバゲットの上に乗せてめちゃ美味しいのが完成!
これは間違いない美味しさだよね。
この作業も基本は全てお店の人がやってくれるよ。
焼肉食べる前からちょっと幸せな気持ちになれるよね。うん。
よろにくの焼肉
牛タンから始まって霜降りのお肉や赤味がバランスよく。
お肉はどれももちろん美味しいんだけど、どのお肉もカットが秀逸で素晴らしい!
シャトーブリアンとシルクロース
そしてこの二つが今日の今日イチだったんだ。
シルクロースは何度も叩きつけるように焼く独特の焼き方で焼いてくれるんだけど、なんでこの焼き方でこんなに美味しくなるんだろう。今度自分でも試してみたいな。
もちろんタレをたっぷりつけて、ライスボールで。
薄切りのシャトーブリアンは思ったよりもよく焼きで、くるっと丸めた物を一口で。これまた美味しくてなんと言う各地の中に旨味がガツン!そしてジュワーって広がる感じ。余韻も素敵なんだよね。
部位はわからないけど美味しい霜降り肉
ちょっと部位はわっすれちゃったけど、おそらくサーロインとかリブロースとかその辺りのお肉が最後に登場したよ。
厚切りのお肉はさっぱりと大根おろしと合わせて。脂強いからこう言うさっぱり食べさせちゃおう的な配慮は嬉しいよね。
シメは半田めん
しめに軽めな素麺ってちょっと嬉しいよね。
しかも半田めん。徳島県美馬郡つるぎ町(旧半田町)で作られた素麺を「半田そうめん」って名乗ることができるんだけど、その中でも半田めんは小野製麺が作っている麺だよ。
さっぱりしていて素麺だけどしっかりコシがあって、これがとっても美味しかったんだよ。
かき氷
そして名物のふわふわのかき氷。
みんなでちょっとずつ食べて最後にさっぱりと。
蕃 YORONIKU
冒頭にも書いた通り「よろにく以前、よろにく以後」と言うのは伊達じゃなくて、やっぱり美味しいし、色々とクリエイティブな感覚を味わえるよ。
焼肉好きな人でまだ言ったことがない人には是非行ってみてほしいお店だよ。
蕃 YORONIKU
03-3440-4629
東京都渋谷区恵比寿1-11-5 GEMS恵比寿 8F
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
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