一つのことを集中して続けていけるのって本当にすごいことだと思う。
ビストロエガリテの田中シェフはフレンチ一筋30年。
フレンチの名店と言われたジャン・ムーラン神戸(2001年に閉店)で修業後、渡仏してブルターニュの1つ星「オーベルジュ・グランメゾン」、カンヌの2つ星「ホテルルジュアナ、ラ・テラス」で本格フレンチを学んで帰国。
その後も国内のフレンチの名店でシェフや料理長を努めたのちに、2013年にビストロエガリテの料理長としてお店をオープン。
普段は無口だけど、フランスの話やフランス料理の話をすると目の輝きが変わる、まさにフレンス料理にどっぷりハマったシェフなのだ。
この記事の目次
カジュアルだけど、本格派のビストロエガリテ
そんな田中シェフの料理が食べられるビストロエガリテ。もちろん星付きレストランで修行してきたので本格的なフレンチが食べれるのだけど、実はお店は結構カジュアル。
客単価も1万円もしないでしっかりフレンチを食べることができるよ。
ちなみに何度かお店には足を運んでいるんだけど、メニューをちゃんと見たのは初めて。
メニューには『いつか言ってみたいけど、いうのが恥ずかしい台詞ランキング』の上位に入る「ボナペティ」があってなんだか嬉しくなる。
先ずはおもむろにパン
先ずはお通しでしっかり美味しい手作りのパンが出てくる。
この後に出てくる色々な料理のソースやドレッシングと合わせても美味しく食べれるんだけど、オリーブオイルと合わせて食べももちろん美味。
お通しで出てくるのが嬉しいね。
先ずはサラダから
サラダリヨネーズは卵が二つ。そして酸味が効いたいかにもフレンチらしい美味しいドレッシングがかかっていて美味。
リヨンの郷土料理で鳥レバーやベーコンが入っているのがいい感じで食べ応えバッチリ。
野菜もとっても美味しくて、この後の料理が期待できるサラダだ。
自家製テリーヌ
厚めのカットが嬉しい自家製のテリーヌはお肉系。
しっかり味が馴染んでいて、レバーの風味が力強い。
そのまま食べても、パンに合わせても美味しい一品だ。
フレンチに行くと必ず食べたくなるのがテリーヌやパテカンと言ったパテ料理。ビストロエガリテのパテは王道で、繊細な味わい。しっとりとしていて旨味がしっかり感じられるいつまでも食べ続けられるような美味しさだ。
ぶっちゃけお代わりしたかった一品。
ポタージュ
うーん。濃厚。本日のポタージュは南瓜のポタージュ。
これもパンとも合わせられるし、そのまま食べても美味しいポタージュだね。
南瓜の甘味と旨味がしっかり。
メインは鴨肉のコンフィ
外はカリッとしていて、中はしっとりジューシーなとっても美味しいコンフィだ。
低温でしっかり焼かれた鴨肉は旨味がたっぷりだ。
メインにふさわしい一品で、めちゃくちゃ美味しい。特に骨まわりは美味しいよね。
ってことで、最後は骨まわりのお肉を剥ぎ取って。
これ、家だったら骨にかぶりついてたな(笑)
〆にデザート
〆はタルトのデザートを。
実はビストロエガリテはセブンアンドアイグループで毎年発売されているクリスマスケーキの監修を行うほど、パティシエはケーキ作りの達人でもあるんだよね。
だからもう美味しいのはわかっていたんだけど、やっぱり美味しい。
でも、同行者が隣でガトーショコラが美味しい美味しいとずっと騒いでいて、お持ち帰りまでしていたので次はガトーショコラを頼んでみる予定だ。
ビストロエガリテ
本格的なフレンチ。だけど、とてもカジュアルでコース以外のアラカルトも頼むことができる。
コース料理だと5,000円から注文できるし、自分でアラカルトで頼んでコースを作ることも可能だ。
料理が意外と量があるので、3品程度でもお腹いっぱい。もっと色々と味わいたかったので、4人くらいで行ってみんなでシェアしながらワイガヤしながら食べるのもいいかもしれないね。
定期的に行きたくなるお店の一つだ。
ビストロ エガリテ
050-5595-2613
東京都目黒区駒場1-16-9 片桐ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131801/13160074/
年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。
株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎(格之進)執行役員
この記事へのコメントはありません。