新しいワインを飲むときはいつだってワクワクする。

定期的に開催されるワイン会。
忘年会ということで僕が経営している寿司屋も呼んでくれての開催でかなり豪華なワイン会となった。

今回はカリフォルニアワインとフランスワインと熟成寿司の共演だ。

初めて飲むワインも多い。
表題のとおりだけど、新しいワインを飲むときはいつだってワクワクする。ワインじゃなくたって一緒だ。食べ物だってゲームだって、好きなもの。新しいものを初めて試したりするときはやっぱりいつだってワクワクするし、そういうワクワクがあるから人生は楽しい。

今回のワインリスト。

  1. (仏)KRUG brut 1982 泡 Champagne
  2. (仏)KRUG rose NV 泡 Champagne
  3. (仏)LEFLAVE Puligny Montrachet 1er Cru Les Pucelles 2010 白 Chardonnay
  4. (仏)Coche Dury Meursault 2009 白 Chardonnay
  5. (米)CALERA SELLECK 1989 赤 Pinot Noir
  6. (米)CALERA JENSEN 1987 赤 Pinot Noir magnum
  7. (仏)Chateau Rayas Chateauneuf du Pape 1986 赤 Grenache
  8. (仏)Chateau Rayas Chateauneuf du Pape 1996 赤 Grenache

KRUG で先ずは乾杯。

ルフレーブのピュリニー・モンラッシェは 1er Cru でこんなに美味しいのかと驚いた。白ワインの神様と呼ばれるコシュ・デュリのムルソーは美しい酸とムルソーらしいふくよかな甘味が実に美味しい。

カリフォルニアのロマネコンティと言われるカレラ のジェンセンとセレックの飲み比べは相変わらず圧巻。

ちなみに僕がワインにハマったきっかけはこのカレラだ。確か88年のセレックを飲んだときだ。あまりに美味しくてついつい笑みがこぼれた。それが多分4年くらい前。
そこからあっという間にワインにハマってしまった。

人はなにか衝撃的なきっかけがあると、それなりに大人になってからでもちゃんと趣味趣向の変化があるんだよね。
それほどの衝撃だった。
それ以来、ワインに。カレラに。カリフォルニアワインにガッツリハマってしまって今では自分でワイン会を主催するまでになった。

〆に飲んだラヤスの86年と96年の飲み比べもこの上なく面白い。こんなに美味しいグルナッシュは初めて飲んだ。スペインのグルナッシュ(ガルナッチャ)はよく飲んでいたけど、全くの別物。
グルナッシュはこんなにも繊細で複雑味があるワインになるんだね。

そのまま飲んでもそこまで感動しないワインが食材と合わせたりすることで、感動的な味わいを生んだり、マリアージュが大切ということも今回はすごく学べた。

まだまだワインの世界は奥深いね。

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