ペアリングコースが楽しめるお店 – アカヌマカズヤのグルメブログ https://www.bn-ceo.com オススメグルメをご紹介 Sat, 23 May 2020 21:24:41 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.5 恵比寿のSALON KUSUDA でペアリングコースを味わった話 https://www.bn-ceo.com/alcohol/wine/winebar/2478 https://www.bn-ceo.com/alcohol/wine/winebar/2478#respond Wed, 26 Feb 2020 12:38:32 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=2478 「ワインお好きなんですね。」と、言う気軽なメッセのやり取りから決まったのが本日の会食。
初めてちゃんと話す人ってやっぱり面白いよね。
想像していた感じと違ったり。想像通りだったり。そこに美味しい食事とワインがあったりしたらもう最高だよね。

KUSUDA WINES

KUSUDA WINEと言えばニュージーランドのワインだ。どこかで一度飲んだことがある。
サラリーマンだった楠田さんがうっかりドイツでワイン造りを学んでニュージーランド・マーティンボロに移住して、ワイン造りをはじめて。しかも美味しくて大人気と言うワイン。
そんなクスダワインを作っている楠田浩之さんのお兄さんである楠田卓也さんがプロデュースするお店が KUSUDA SALON なんだけど、当然、Kusuda wine も飲むこともできるし。フレンチのコース料理もアラカルトも頼むことができるんだ。
今日はせっかくだから、コースでペアリングをお願いしたよ。

KUSUDA SALON のペアリングコースは本格フレンチだけど遊び心がいっぱい

まずは泡で乾杯なんだけど、メニューにはピエールパイヤールが出てくるはずだったんだけど、連れてきてくれた方が昨日も飲んだばかりのシャンパンだったとのことで Jean Vesselle Oeil de Perdrix Brut に変更。

シャンパンを飲みながらゆっくりとメニューを見ていたら一品目が登場したよ。

鰤 赤大根 パセリ

先ずは前菜的な感じで鰤と赤大根が乗った情熱的な色合いの前菜のような料理が。

フレンチらしく、一緒に食べると口の中で赤大根の酸味と鰤の美味しさがしっかり混ざり合うよ。シャンパンとも相性がいいよね。

鱈白子 柚子 赤茎ほうれん草

柚子に包まれて登場したのは鱈の白子。
この時期は毎日のように白子を食べている気がするから、尿酸値がちょっと気になるけど美味いものは美味い。

そして白子はおいしいなぁ。シャルドネとも合うし、この時点でもう満足。
柚子の風味がしっかり白子にうつって、白子の繊細な旨味と食感が口の中で爆発!

ホワイトアスパラガス 白魚

フレンチの王道。そして、旬だね。ホワイトアスパラガス。

白魚の微かな苦味とホワイトアスパラガスと酸味が効いたソースが複雑な旨味を作り出しててとっても美味しいよ。このソース。好きだなぁ。パンとかにつけて食べたいな。

艶豚 インゲン豆 ピサンリ

艶豚。艶ポークは熊本産の豚だね。
毎日約60頭出荷される豚の中で「艶」の規格に適合した豚だけを厳選された地産地消をモットーに開発されているんだよね。
だから都内で食べれるのはちょっとレアな豚肉。

ピサンリ(タンポポの茎)の上品な苦味と豚肉の美味しさがしっかりマッチング。

赤牛イチボ 里芋

そして赤牛。赤牛は熊本県産の褐色和種。食べるのはちょっと久しぶりかも。
和牛の中では黒毛和牛に次いで多い品種だけど、日本国内の流通量の割合は5%前後と言うことで、スーパーとかでは中々みないし、取り扱ってる飲食店もあまり多くはないね。

ただでさえ赤身が美味しい赤牛の、赤みの旨味が味わえる部位の一つであるイチボ。固いかなーと思ったけど、火入れがいいからなのか、思ったよりも柔らかいお肉だったよ。
それにしても綺麗な色だなぁ。

鮪剥がし 明石海苔

最後の最後で一番のサプライズがこれ。
メニューをみた時点から気になってはいたんだけど、実際出てきて驚いた。

フレンチ系の料理が出てくる中。最後の締めでまさかの手巻き鮨。
ちょっとこっそり中をのぞいてみるとこんな感じ。

本鮪かな。食べてみると下手な寿司屋より全然美味しい鮪。
剥がしって言うとトロの部分を筋に沿って切るのを「剥がし」って言うことが多いけど、ここは赤身で。
でも、普通の赤みの部位とはちょっと味わいが違ったからもしかしたらどこか変わった部位なのかもね。
海苔の旨味も強くて、これが思ったより一緒に出てきたイタリアの力強いワインとしっかり合ってとても勉強になったんだ。

SALON KUSUDA のペアリングワイン

残念ながらクスダワインは出てこなかったけど、(単品で頼めばよかった!)カナダやイタリアを中心に飲んだことがないようなワインばかりが飲めて、中々面白い経験ができたよ。
カナダのワインは飲んだの初めてかもしれない。
マリアージュの世界は奥が深いね。

SALON KUSUDA

恵比寿の代官山より。オフィスビルの地下にあるためか、インターフォンで部屋番号を押して入室する感じも秘密基地感があってとてもいい感じ。
今回はコースでペアリングでお願いしたけど、カウンターでアラカルトで自分の好みのワインやソムリエの方に任せながらオーダーするのも楽しそうだね。

サロンクスダ
050-5456-1974
東京都渋谷区恵比寿西2-7-10 えびす第3ビル B1F

]]>
https://www.bn-ceo.com/alcohol/wine/winebar/2478/feed 0
レフェルヴェソンス(L’Effervescence)でルネサンス「再興」のコース料理を食べた話 https://www.bn-ceo.com/french/1732 https://www.bn-ceo.com/french/1732#respond Sat, 08 Feb 2020 05:03:51 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=1732 有名だけど行った事がないお店にガンガン行ってみようシリーズなんだけど、今回は西麻布の。というか住所的には西麻布なんだけど、まぁ南青山と表参道の間くらいにある高級住宅街にひっそりとあるレフェルヴェソンス(L’Effervescence)に行ってみたんだ。

ミシュランに食べログゴールド。とにかく受賞歴が凄いレフェルヴェソンス

ちなみにレフェルヴェソンスは飲食店が受賞できる色々な賞をとりまくってるお店でもあるんだ。
ミシュラン二つ星。世界のベストレストランでも100位以内に入賞経験あり。アジアベストレストラン50に連続入賞。食べログゴールド。食べログの2019ベストホスピタリティ賞。
ゴエミヨでは【4トック】(17.5/20点)だし、2018年に新設されたサステナブルレストラン賞(イギリスに本部を置くSRA(サステナブルレストランアソシエーション)という認証団体が評価を行うもの)も受賞という輝かしい受賞歴をもつレストランだよ。
しかもドレスコードでジャケット着用だなんて書いてあったもんだから、珍しく初デートの男子高校生ばりに緊張してスーツを着て席に着いた途端「アカヌマさん、ご無沙汰です。」って声が聞こえて見たらなんと知人が!

おおーーーマジか。
某三ツ星のレストランでも働いていて、何度かワイン会でもご一緒した若きソムリエが。これは彼に任すしかないなって事で今日のワインのペアリングはお任せする事にしたんだよね。結果から言うと大正解の大満足。やっぱプロは違うなぁ。
それにしても、こんなふうに偶然再会するなんて思ってもいなかったからなんだかとても嬉しくなったんだ。

再興 ルネサンス

ルネサンス?なんのこと?と、思ったんだけど、これ。料理のコース名なんだよね。料理のコース名とは思えないとても印象に残る名前なんだ。

“みやいずみ”という日本酒の濁り酒にドイツのリースリングを混ぜた食前酒を飲みながら、この難解なコース名の意図について深く考えて見たものの、深く考えこめなかったのは殊の外この食前酒が美味しかったからだ。
ルネサンス。復興とか再生ってことだよな。うん。
シャンパンも美味しいから考えるのを僕はもう放棄したんだ。楽しもう。

歳時記~ 白子、蓮根、黒大根/蜂蜜と柚子

さて、まずは歳時記。つまり、旬を感じようって事で今が旬の白子なのかな。

レフェルヴェソンスは日本語で「泡」っていう意味もあって泡の料理からスタートみたいなんだ。で、この泡の中に白子が入ってるんだけど、これがいきなり一品目から美味。
そして、蓮根のシャキシャキした食感と白子のねっとりと柔らかい食感がなぜか口の中でマッチするんだよね。シャンパンとの相性もバッチリ。あぁこれは美味しいなぁ。
液体窒素で固めた蜂蜜と柚子はいきなりお口直しをさせられた気分になったけど、それもまた良し。
いや、うちの料理食べる前に口直ししてね。って意味なのかもね。

アップルパイのように #41〜 猪、里芋、黒トリュフ

結構高級なお店にいったはずなのに・・・・あれ?これ、ナニドナルドだったっけ?ってつい思ってしまったのがこちら。

アップルパイのように。「#41」っていうのはいわゆるバージョンのことみたいなんだ。
つまり、レフェルヴェソンスの名物とまでなったこのアップルパイもどきは、41代目。その時に出てくる他の料理との組み合わせも考えたりしながら食材は決まるみたい。
これが濃厚でトリュフの複雑味あふれる味わいと、ちょっとジャンクになりがちなはずなのにジャンクに全く感じさせないバランスの良さは流石の一言。
持って帰って家で映画見ながらゆっくり食べたい一品なのは間違いないな。

敬愛するアルチザン~ 時季のお野菜たち

これ。すごかった。アルチザン。フランス語で職人。なんの職人かって野菜の生産者の事なんだよ。

職人の名前が一人一人の掲載されてるんだ。本当に職人リスペクトなんだね。しかもこの野菜の盛り合わせ。全40種類の野菜が一皿に乗っている。
こんなサラダ見た事がない。なるほど。これはサステナブルレストラン賞を受賞しちゃうわけだね。
※サステナブルとはご存知の通り「持続可能」という意味。地球にやさしい方法、貧困層の搾取につながらない方法等で生産された野菜や魚、乳製品や畜肉等を使うことや、スタッフの労働環境とかまで配慮して持続可能な環境を作り続けるみたいな意味だよ。
それにしてもサラダはどれもこれも味が濃厚なんだ。そう、一つずつゆっくりと味わって食べたいくらい。特にパープルケールは美味しかったなぁ。揚げてあるのかサクサクしていい感じの美味しい苦味が出ている感じ。

パン

この辺りでパンが登場したんだけど、これがまた絶妙に美味しい。
ブリコラージュという名前みたいで、自家製のサワークリームとよく合うんだよね。たっぷりつけて食べるとめちゃ美味しいんだよ。

これ、いくらでも食べれちゃいそうなやつだね。
朝ごはんで食べたいなぁ。

世界を逆から眺めてみたら〜 アオリイカの刺身とそのイカスミのクリスプ、カリフラワー、熟鮓の「飯」とライム

これも本当に面白い一品なんだ。
そもそも名前が面白い。海の底から空を眺めてみたら的な意味みたいなんだけど、このイカで出来た丸は目のようにも見えるし、気泡のようにも見えるし。

ただ、とにかく美味しかったんだ。
ねっとりと甘いイカの食感と対極の食感のカリフラワー。そして力強い酸味に甘みが多重奏のように。なんかこう後から重なっていく感じの複雑な美味しさ。
あぁ、これは美味しい。本当に美味しい。

定点〜 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ

レフェルヴェソンスのスペシャリテ。そう。つまりこのお店の顔とも言える料理はなんとなんとカブなんだよね。

お皿の上にドーン!って感じでもないな。カブが置かれてる。でも、なんかこう小さいのに存在感がある蕪だ。

食べてみてわかった。なぜこの蕪の名前が定点なのかも。
通常一番甘みがあるはずの2月の蕪だけど、今年は暖冬でちょっと甘みは弱いんだという説明を友人のソムリエから聴きながら頂いたカブは感動の美味しさ。
カブってこんなに美味しかったの?甘みに香ばしさ。本当にかすかな苦味。と複雑な味わいを口の中で感じた一品だったよ。すげーなカブ。カブのポテンシャルの高さを思い知った一品だったんだ。

冬、枯葉、雪〜 甘鯛のロティと菊芋のクリスプ、春菊、骨の出汁のアラクレームと山椒オイル

続いては甘鯛なんだけど、菊芋のクリスプを甘鯛の鱗に見立てた綺麗な一品。

骨の出汁ベースのソースが驚くほど味わい深くて美味しくて甘鯛と素晴らしいマッチング。
フレンチってやっぱり一口で色々な味わいが楽しめるよね。足し算のフレンチ。引き算の和食って言われるけど本当にその通りだなってこの料理で密かに感じたんだ。

継がれる味~ ちいさな茶碗蒸し、初摘み海苔、鮑、フェンネル

継がれる味って言うくらいだから昔から・・・もしくはシェフの生江さんが以前働いていた他店舗から引き継いだ味なのかも。とか、色々想像してしまうタイトルだよね。

生海苔と香りの強いオイルの香りがとても上品に食欲をそそるんだけど、鮑の食感がやっぱり好きだなぁ。小さいけどぎゅっと旨味が詰まった一品でメイン前のお口直しにしては豪華な感じで好きなやつだよ。

海の神 山の神〜 京都・七谷鴨のロティ、縮みほうれん草、帆立と焦がし葱のピュレ、骨のジュ・内臓のソース

これもすごいタイトルだ。いわゆるサーフアンドターフだよね。海の幸と山の幸を合わせた料理だ。

胸肉と股肉の二つのお肉を食べ比べすることができたよ。
帆立と焦がしネギのピュレがとっても美味しくてこれが鴨のお肉に本当によく合う。もちろん内臓のソースも美味しくてそれぞれ食べたり、ソースを混ぜてみたりと色々と食べ比べていたら気がついたら鴨のお肉がなくなってしまっていたメイン料理だ。
鴨は締め方までシェフが京都にまで指定しにお願いしにいくと言う徹底っぷり。すごいな。臭みもないし柔らかくてソースの味わいをしっかり吸収するような鴨の味わいが感じられたよ。

黄昏〜 酒粕、銀杏、洋梨

酒粕のアイスクリームだけど、酒粕感は柔らかめでとってもクリーミー。そして洋梨はコンポートでちょっと甘めでいい感じ。

銀杏が美味しい。
あの独特の苦味はあんまりなくて、銀杏てこんな味わいに変化するのか。っていう驚き。

太陽と水の味~ はっさくとフレッシュチーズのダックワーズ、無農薬蜂蜜、オレンジとディル

スイーツはこれがとても美味しく感じたんだ。

やっぱりフレンチって足し算の味わい。
八朔のさっぱり感に、蜂蜜のほのかな甘さにフレッシュチーズのダックワーズの旨味とクリーミーさが加わってなんとも言えない美味しい味わい。
美味しいなぁ。

小菓子とお薄

とても綺麗な小菓子の盛り合わせ。そして、抹茶。抹茶はソムリエが立ててくれるんだけど、ちゃんと習いに行ったんだって。

チュッパチャプスみたいなのは最後に食べてと。そして驚きが・・・みたいなことを言われたんだけど、確かに驚き。口の中で弾けるやつ!
ここまでとっても上品で口の中が甘さに満たされていただけど、最後にカチッと弾ける感じ。まさに泡のように。

“World Peace”

これは何かのメッセージだとずっと思ってたんだよね。アーティストもよく言うじゃん。ワールドーピースって。
そしたらしっかり出てきたのがこちら。

自家製のピーナッツミルクに百年の孤独を入れたカクテルみたいなんだ。
甘くてみんな笑顔になるからこの名前。
確かに甘いけどギリギリ甘すぎないのがいいね。ちなみに最後はシメシャンでさっぱりと。

今日イチが決められない料理の連続

いつもなら今日イチはこれって結構明確なんだけど、レフェルヴェソンスの料理はどれも美味しくてなかなか決められないんだよね。

なんと言うかコース料理全体に流れるストーリーみたいなのはどこのお店でも考えられているんだろうけど、レフェルヴェソンスの場合はそれが秀逸というかすごく自然に次の料理に行けるようにバランスが考えられている感じがして、とてもスムーズに料理が出てくるんだよ。
もちろん出てくるタイミングも完璧すぎるほど完璧。
そして、ワインはどれもこれもマリアージュがしっかり考えられていて本当に美味しい。
中でもワインは Sebastien Riffault Sancerre Blanc Auksinis Tardif 2010 があまりに美味しすぎたし、マリアージュがすごすぎて驚きだったからあとで購入する予定だよ。

レフェルヴェソンス(L’Effervescence)

ミシュラン二つ星に食べログゴールドの名は伊達じゃないとても美味しくて贅沢な時間を過ごすことが出来たんだ。
サービスの方とのちょっとしたお喋りや料理の説明も秀逸だし、とても居心地がいいレストランなんだ。

記念日とか、そういう日にも行きたくなるようなレストランだね。
圧倒的にオススメなフレンチレストランだよ。

レフェルヴェソンス
03-5766-9500
東京都港区西麻布2-26-4

]]>
https://www.bn-ceo.com/french/1732/feed 0
ミシュラン一つ星「ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野」の本格フレンチで大満足した話 https://www.bn-ceo.com/alcohol/wine/695 https://www.bn-ceo.com/alcohol/wine/695#respond Sun, 18 Aug 2019 16:52:13 +0000 http://www.bn-ceo.com/?p=695 やっぱり旅先ではその土地の食べ物が食べたい。
神戸に行ったらちゃんと神戸近辺の食材を使った料理が食べたい。郷土料理をはじめとして、その土地でしか食べれないものが食べたいのだ。

ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野

明治41年にフランス人貿易商グラシアニの自邸として建設された洋館で、100年以上の歴史がある。残念なことに2012年2月に放火のため全焼してしまったが、焼失前の外観に復元再現された。

その、旧グラシアニ邸がそのままメゾンになっているのだ。

もう外観からテンションが上がってしまう。
フランス人貿易商のグラシアニはなかなかのセンスの持ち主なはずだ。
入り口を入ったところにあるウェイティングルーム的なところにあるワインセラーはいつまでも見てられそう。素晴らしい。

【Dinner コース】Menu GRACIANI

一緒に伺った食べ歩き仲間が「人生で一番美味しかった!」と絶賛していた。
確かにフランス料理という意味では僕も過去食べた中では間違いなくトップクラスに入る料理だった。ミシュランの星付きであることも頷ける至福のひと時を楽しめたのだった。

洋館をレストランにしているだけあって、調度品はどれもこだわりが感じられるし、一人一人違うウェルカムプレートもなんだかストーリーがあったりして面白い。

メニューも面白い。イノベーション。トラディションと別れていて、インプレッションはデザートにあたる。

innovation – イノベーション

まず最初に驚いたのは一品目の牡蠣のポッシュ。牡蠣はもちろん美味しい。牡蠣のミルキーな旨味とレモンの爽やかさが綺麗に合わさって美味。
ただ、それだけじゃない。お皿にディスプレイがセットされていて、一品目の牡蠣を食べながら映像を見ることができる。
聞くところによると、スタッフが食材の生産者を訪ねて回った際に撮ってきた写真とのこと。
食材探しをしっかりされているこのお店ならではとでもいうべきPR方法だ。

フォアグラの一皿

実はこの日一番美味しかったのはこのフォアグラだった。
味が選べるということだけどオススメはまさかの「コーヒー味」。これが驚きの美味しさ。

フォアグラの甘みと旨味がコーヒーの苦味とマッチして、塩っぱさと混ざり合って本当に複雑で形容し難い美味しさが口の中にジュワーっと広がる最高の一皿。
もともと大好きなフォアグラだったけど、さらに美味しいと感じて思わず無言になってしまったのがこちら。

ちなみにフィナンシェのような焼き菓子と一緒に食べると甘さと味わいの複雑味がさらにまして最高の一皿が超最高の一皿にクラスアップ。

これを食べるためにわざわざ神戸に来る価値が僕はあると思う。それほど美味だった。

TRADITION – トラディション

革新的な料理のあとは伝統的なフランス料理を。

ビーツの臭みは全くと言っていいほどなかったし、初めて食べる三田和牛はとても美味しくいただいた。
どの料理も味付けのバランスもちょうど良くて本当に美味しい時間を過ごすことができた。

ちなみに、かなりお腹はいっぱいになった。

impression – インプレッション

〆のデザートはいちごのソルベ。液体窒素を使って目の前で作ってくれるのはなかなか見応えがあって面白い。
もちろん味も間違いない美味しさ。
そのあとはお菓子の宝石箱が運ばれて来て好きなだけ食べていいスタイル。

オリジナルのお菓子はどれも一工夫されていてチョコレートは海老味等変わった味わいのチョコレートがあって全種類食べたいくらいなんだけど、流石に満腹でそれは叶わず。

海老味のチョコ。美味しかったなぁ。

pairing – ペアリング

アルコールはペアリングをお願いした。
ワインはそのままでも美味しいものが多かったけど、料理と一緒に飲むことでワインの旨味が増したり、料理自体が美味しくなったりと面白い変化がわかりやすく感じられた。

話を伺うと新しい料理を出すタイミングで皆で様々なワインとのマリアージュを試したりしているとのこと。
よく見るとほとんどのスタッフの方がソムリエのバッチを付けていた。

サービスのレベルが高いのはもちろん、ワインの説明もとても丁寧にしてくれた。

最後はシェフと一緒に。工夫が凝らされた数々の美味しい料理と、伝統的な味わいの料理。マリアージュが素晴らしいワインのペアリングに素晴らしいサービス。

さらに凄いのは食材のほとんどは兵庫県をはじめとする近隣の食材を積極的に使用していること。地元の食材を中心に使いつつ、世界中の美味しい食材もしっかりと使う。

神戸旅行の際には是非とも行きたいお店だ。何故なら、食材を通じてしっかりと神戸感を味わうことができつつ、しっかり美味しい本格的なフレンチの味わいを楽しむことができるからだ。

2019年上半期に訪れたレストランの中で間違いなくベスト3に入る名店である。

ここはまた行きたい。

]]>
https://www.bn-ceo.com/alcohol/wine/695/feed 0
SUGALABO(スガラボ)の食材へのこだわりが凄まじい話 https://www.bn-ceo.com/fusion/316 https://www.bn-ceo.com/fusion/316#respond Wed, 20 Mar 2019 18:41:14 +0000 http://www.bn-ceo.com/?p=316 少しでもグルメな方なら一度は名前を聞いたことがあるお店。SUGALABO。

2018年の7月に2019年2月の予約をとった。
半年待ちである。
一緒に伺った方の一人は、このスガラボのためにわざわざ岡山から来ていた。ミシュランの三ツ星の定義は「それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理」とある。
わざわざ岡山からスガラボのために来たと言うのはそういうことである。食事をするために旅行をするのだ。

ちなみに、スガラボはミシュランには掲載されていない。ミシュランでは、一見さんお断りのお店は掲載されないとのことなので、完全紹介制のスガラボが星を取ることは難しいのだろう。

ただ、パリのロブションの料理長として活躍していた須賀洋介シェフのお店なので、ミシュランに評価されなくても世界中の美食家達を虜にしてきたシェフはすでに世界中の美食家から評価されているのだ。

そんなスガラボの料理の数々は独創的でまさにイノベーティブ・フュージョンと呼ぶにふさわしいお店だった。

フュージョン・イノベーティブ

フュージョン。イノベーティブと言われるたぐいの料理は何度も食べているけど、奇をてらいすぎたり初めて味わうような味わいが強すぎて、果たして美味しいのか。表現が難しい料理が少なからず存在する。
でも、スガラボの料理は独創的でありながらもどこかわかりやすさが残っていて、美味しさへの追求を感じる事ができる。
そのため、素直に美味しいと言える料理なのだ。

余談だけど、スガラボに伺って以来生ハムご飯にハマってしまった。いろいろと試したけど、ハモンセラーノ系よりは柔らかさが感じられるプロシュート系の生ハムのほうが生ハムご飯には適していることがわかった。

そして、スガラボの最も特徴的なところはあらゆる食材の産地への徹底的なこだわりである。
すべてがすべてこだわっている。それも、自分で全国津々浦々。生産者にあって、足を使って発見してきた食材の数々だ。

メニューにも産地のことが書いてあるのはもちろん、料理の説明は須賀さんが直接してくれる。そのさい、産地はもちろん、生産者のお話などもしてくれるのだ。
さらっと言う感じだけど、ここまでこだわって食材を探すのは並々ならぬ苦労があったのではないかと思う。
もちろん、食材だけでなくペアリング用のワインや日本酒にも同じことが言える。

ちなみにスガラボの料理はかなりの量が出てくる。
美味しいからといって僕みたいにパンを何度もオカワリしてしまうと後半戦がかなり満腹で厳しいことになるから要注意だ。

それでも、「好きなだけどうぞ」といって提供してもらった奈良県産の古都華のイチゴは一つ無理して食べたら驚くべき糖度で結局何個も食べてしまった。
満腹でも、本当に美味しいものはもっと食べたくなるのだ。

次の予約は7月。そこではどんな食材とどんな料理が提供されるのか。
数カ月先が実に楽しみだ。

店舗基本情報

店名 SUGALABO
ジャンル イノベーティブ・フュージョン、創作料理
予約・
お問い合わせ

完全紹介制

予約可否

予約可

紹介制となります。

住所

東京都港区麻布台1-11-10 日総ビル1F

SUGALABO - 地図

食べログでSUGALABOをチェック

]]>
https://www.bn-ceo.com/fusion/316/feed 0
世界一のレストラン NOMAの姉妹店「INUA(イヌア)」の話 https://www.bn-ceo.com/fusion/68 https://www.bn-ceo.com/fusion/68#respond Sat, 01 Dec 2018 06:54:47 +0000 http://www.bn-ceo.com/?p=68 「世界のベストレストラン50」で4度も世界一に輝いたレストランの名前は流石に僕だって名前くらいは知っていた。
コペンハーゲンにある NOMA は世界で最も予約が難しいレストランの一つと言われ、映画にもなった。
実はNOMAは日本にもやってきたことがある。2015年にホテル「マンダリンオリエンタル東京」に5週間の期間限定でオープンした。予約殺到でキャンセル待ちが6万人にも上ったと言われている。

INUA

その NOMA が日本に姉妹店を出すという。
nomaを牽引するヘッドシェフ レネ・レゼピ氏の右腕として料理開発を行ってきたトーマス・フレベル氏が inua の料理長に就任。
プレスリリースで、「まるで女の子に恋した時のように、日本に恋してしまった自分がいました。そして漠然と、日本に住みたいと思ったのです。」なんてフレベル氏が語っていることからも、今回は期間限定ではなくて日本で長くお店を続けていくのだと思う。
パートナーは kadokawa だ。

もちろん評判は上々で、2018年7月にオープンして僅かな期間で食べログの点数は4点を超えて日本のベストレストラン500の中にアッサリと入ってしまった。

追記:ミシュランガイド東京2020で二つ星に選ばれたよ。

そんなレストラン。予約が取れたからいかないか?という知人からのお誘いに二つ返事でOKを。
あとで聞いた話によると、客単価 40,000円〜50,000円近く。肉も魚も殆ど出ないということでいろいろな人を誘ったけど、結構な勢いで断られたとのことだ。

色々あって車で伺った僕はノンアルコールのペアリングコースをオーダーする。
料理は確かにイノベーティブだった。そう。創造的。

提供される殆どの料理はフルーツや野菜がメインでお肉や魚は殆ど出てこない。
コース料理はシーズンごとに変わるみたいだ。

初めて食べる食感のものも多くあったし、純粋に美味しいと思える料理も多かった。正直あまり口に合わない料理もあったし、初めて食べる食材だって沢山あった。

でも、肉も魚もない。あからさまな高級食材も無い。
お腹も正直満腹にはならないのだ。(このあとすぐにラーメンが食べれそうな勢いだ。)

ただ、後日思ったのは。このINUAが好きで投資している感覚になれる人じゃないとこのお店は好きにはなれないのかもしれないなということ。
シェフは日本中を飛び回って様々な食材を探し回っているらしい。また厨房にある大仰な調理器具の数々たちを使って日々ものすごい試行錯誤を繰り返しているのだろう。

通常のレストランではありえないほどのこだわりにこだわり抜いた料理を出してもらっているのはわかる。
だからそのための投資を僕ら客はしているのかもしれない。

次のシーズンはどんな料理が出てくるんだろう!?
そう思って1食で50000円前後のお金を投資できる方には年に数回通って新感覚を味わう分には実にいいレストランなのかもしれない。

そういう意味では、僕にはちょっと早すぎた。
まだまだ自分に投資したいからね。

INUA の情報をグルメサイトでチェック

 

 

[LocketsGMaps placeid=”ChIJSdj_GqiNGGAR4PQTBHfiFtQ”]

]]>
https://www.bn-ceo.com/fusion/68/feed 0