月島といえばもんじゃになったのはなぜ！？

そういえば、なんで「もんじゃといえば月島」になったんだろう。
そもそも月島の歴史は以外にも新しい。幕末のころはこの辺りは隅田川の河口で砂と石が敷き詰められていた。
そして、その砂や小石を集めて1891年（明治24年）に作られたのが「築島（つきしま）」で、後の月島だよ。
港に近いこともあって戦前から工場や倉庫が多くあって当然住む人も多かった。そして当時から駄菓子屋で提供されていたのがもんじゃ焼きだね。
ちなみに「もんじゃ焼き」のネーミングの由来は江戸時代後期の「文字（もんじ）焼き」から来ていると言われていて、江戸時代後期には浅草では文字焼きのお店が複数店舗あったと言われているから、現在のもんじゃ焼きのルーツ自体は月島ではなくて浅草にあるみたいだね。
現在は月島もんじゃストリートだけで70件以上のもんじゃ屋さんがあると言われている月島。外国人の観光客も多いし、土日はかなりのもんじゃ激戦区になっているね。

「しなのや」の明太子もちチーズもんじゃ

今回頼んだもんじゃは明太子もちチーズもんじゃだよ。

見た目からしてインパクトバッチリ。
明太子も大きめで嬉しかぎり。
作り方が書いてある紙も用意されていたけど、店員さんが混んでいる中でも頼めば作ってくれるのでお任せしちゃった方が美味しく食べれるかもね。

なんてったってめちゃくちゃ手際が良くてあっという間に作ってくれちゃう。

しっかりと出汁の旨味があるもんじゃ。明太子もチーズもそれぞれの味わいがしっかりあってとっても美味しい。旨味がちゃんと感じられるんだよね。
焦げたところも美味しいし、浅草風で鉄板にソースをかけて混ぜ混ぜして食べても味わいがまた深く（濃く）なってこれまた美味しい。

サイドメニューの焼き物もちゃんと美味しい

今回はあえて肉ではなくて魚介系で攻めてみる。
ホタテと牡蠣。

肉厚なホタテはバターで焼いてポン酢をかけて食べるとバターの風味とポン酢で甘くてプリッとしていてとっても美味しい。
そして、季節限定の牡蠣もバターで焼いて、プリっとした食感でとっても美味。
こういう感じはいいなぁ。

シメは五目焼きそばでかなりの腹パン

最後はシメに五目焼きそばを。
こちらもお店の方が手際よく焼いてくれました。

まだいける。まだ腹減っている・・・と、思ってたうっかり頼んだ五目焼きそばだけど、食べてみると結構なボリュームでしっかり腹パン。
いい意味で想像通りの味わいの焼きそばで、具もかなり多くて大満足。
やっぱりこういう少しジャンクな料理は腹パンになってこそ意味があるよね。

しなのや

もんじゃストリートを月島の駅から５分弱歩いたところにあるこちらのお店は、もんじゃもその他の鉄板料理もどれも美味しくてメニューも豊富。
お好み焼きも食べてみたいなぁ。とか他の味のもんじゃも食べてみたいなってなること必至。

次は「しなのやもんじゃ」に挑戦しよう。

もんじゃ しなのや
050-5872-2836
東京都中央区月島3-5-5

Kazuya Akanuma（赤沼和哉）

年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。

株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎（格之進）執行役員

大阪お好み焼き ともくん家を探して

「確かあの辺にお好み焼き屋さんありましたよね？」
みたいな感じで赤坂をうろうろ。そう。確かこの辺り。でも、店舗の移り変わりが本当に激しい赤坂３丁目。つまり赤坂見附。
もしかしたらお店はもう無くなっちゃったのかもしれない。でも、そこは赤坂見附。時間もまだまだオンタイム。空いているお店なんていっぱいあるわけだ。どうしようか・・・って携帯を出そうとした時にそのお店を見つけることができたんだ。

大阪お好み焼き ともくん家の「かす玉お好み焼き」

さて、大阪系のお好み焼きに来たからには食べたかったのが、かす玉お好み焼きなんだ。
かす玉。つまり、油かすは牛のホルモンをじっくりと油で揚げた大阪地方の郷土料理ともソウルフードとも言える料理だね。
油かす系の料理は実はたまにしか食べる機会がないからせっかくだからってことで食べたかったんだ。
オーダーしたのはかすミックス玉にモッツァレラチーズをトッピングしたんだ。

うん。間違いなく美味しい。すんごい美味しい。
ふわっと柔らか。そして、油かすの力強い旨味と、イカやらエビやらモッツァレラの味わいなんかが相まって複雑で濃厚で美味しい旨味。

かす焼きそば特製ソースも！

かす焼きの味わいをもっと味わいたくてかす焼きソース焼きそばもオーダーしてみたんだ。

こっちも脂の力強い旨味が感じられるんだよね。
焼きそばは太麺でソースも濃いめ。油かすマジでおいしいな。脂は適度に油分が抜けていて、カリカリっと表面はしているんだ。力強い旨味は適度に甘みのあるソースと絡まってとっても美味しいんだよ。

そしてホルモン焼き

もうなんかこう油かすつながりでせっかくだからとホルモン焼きも頼んだりしちゃったんだよね。

焼肉屋で出てくるホルモンよりもちょっと大きめ。味しっかりめ。そしてしっかりした食べ応え。
ちょっと大きいのは食べづらかったりもするけど、噛めば噛むほど味が出てくる系で、大阪っぽい味わいが楽しめるんだよね。

一品料理を諸々頼んでみたよ

サラダに卵焼き。いかにウインナーと色々と頼んでみたんだ。

どれも美味しかったんだけど、特にイカがめちゃくちゃ美味しくて驚いたんだよ。
イカの肝が和えられたソースがめちゃくちゃイカと合うんだよね、で、適度に濃い味わい。お酒にめちゃくちゃ合うし、マヨネーズにつけてもめちゃうまい。
これ、本当に最高に美味い。

ホスピタリティというか接客が素晴らしい

そしてこのお店。お好み焼き屋というか居酒屋というかこの業態だとありえないくらい接客が素晴らしいんだよね。
どれくらい素晴らしいかっていうと「うちの店で働いてくれないかな」って思うくらい。
最近だと飲食店で働きたいっていう人も減ってきているからか、飲食店の接客レベルは高級店以外は結構低い居酒屋業態が多いけど別に僕らもそんなこと気にしなくなってる気もするよね。
ところがこのお店の接客はしっかり元気。丁寧で心地よい。でも、高級店ほどかっちりしていない親しみやすさもあっていい感じなんだよね。

ともくん家 赤坂見附店

元々は新橋にあるお店みたいだね。赤坂見附店は2018年の9月にオープンしたみたいなんだけど、新橋店は食べログのお好み焼き100名店にも選ばれているみたいだね。
赤坂のお店も味も美味しいし、接客も素晴らしくてすぐにまた行きたくなるようなオススメのお店なんだ。
大阪らしい「油かす」の味わいをぜひこのお店で味わってみてほしいな。

大阪お好み焼き ともくん家 新橋本店
03-6205-4443
東京都港区新橋3-3-3 新橋パイオニアビル 2F

Kazuya Akanuma（赤沼和哉）

年間1000食以上外食するグルメブロガー。
得意分野は肉と寿司。ミシュランから千ベロまで。

株式会社BNF 代表取締役
株式会社門崎（格之進）執行役員