六本木/麻布/広尾/南青山 – アカヌマカズヤのグルメブログ https://www.bn-ceo.com オススメグルメをご紹介 Sat, 18 May 2024 09:03:23 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.4 西麻布の蒼果(せいか)で食べたデザートコース(ペアリング)が最高だった話 https://www.bn-ceo.com/fusion/7735 https://www.bn-ceo.com/fusion/7735#respond Sat, 18 May 2024 09:03:23 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7735 あの西麻布 蒼(あお)がデザートコースの専門店を西麻布にオープンする。
そんな話をいただいたのが1ヶ月ほど前。ネットにはまだ情報は何もない。
西麻布 蒼はオープン直後から通っていて、峯村シェフが作り出す素晴らしい料理の数々は全てが4番バッター級の破壊力。

2024年5月時点で食べログのフレンチ部門ではあのカンテサンスを抜いて日本一の4.56点で食べログアワードを2024年ゴールドを受賞。
めちゃくちゃ予約困難のため、ミシュラン調査員も伺えなくて星がまだもらえてないのではないかと勝手に思ってる素晴らしい名店。

そんな蒼の峯村シェフが「蒼」の冠をつけて出す新店が「蒼果」だ。

西麻布の「蒼果」

ティーペアリングで15,000円で提供する「蒼果」のコースは峯村シェフこだわりの食材とものすごいクオリティのティーペアリングを楽しむことができる。

パティシエ

パティシエはオーボン・ヴュータンでのスーシェフ経験、パリ一つ星ステラマリスでの修行、その後もオマージュのシェフパティシエなど国内外の著名レストランで輝かしいキャリアを持つ濱村浩氏。
蒼の哲学と超一流のパティシエはどういった化学変化をもたらしてくれるのか食べる前から楽しみ。

本日の食材

ちなみに本日の食材はこちら。

メロンやマンゴーはわかるけど、玉ねぎにアスパラまである。

メニューはこんな感じ。

食材やティーペアリングについても詳細な説明が。

ティーペアリング

ティーペアリングを監修したのは LeafWineの横田大助氏。
世界のお茶に精通している素晴らしいお茶の達人。

まともに飲むとお茶だけで10,000円を超えるのではないかというラインナップらしく、お茶の素人の僕にでもわかるほどお茶が素晴らしかった。

三浦農園新玉葱 泉州黄のムース
トマトのクリアシート

スパークリングがわりの微発泡のお茶と共に提供された一品目。

実に「蒼」さんらしい素材の味わいがしっかり感じられる一品目。
トマトと玉ねぎの甘みがしっかりと感じられる一品でめちゃくちゃ美味。
ものすごい手間をかけて作られていることがわかる一皿目。

北海道ジェットファーム
緑アスパラガスのブランマンジェ
白アスパラガスのアイスクリーム

2品目のこちらはさらに「蒼」さんの哲学がつまった一皿。

めちゃくちゃアスパラ!でも、ちゃんとデザート!
それぞれ食べても一緒に食べても美味。
アスパラの美味しいところだけが際立つようなすんごい料理。

静岡 三松園 甘夏ジェーン
フレッシュ、ジュレ、グラニテ

氷菓。お口直し的な一皿。

もうこの時点で満足度がマックス。
静岡市三松園さんが改良した品種である甘夏ジェーンはすっごく爽やかだけど上品な甘味と酸味でお口もスッキリ。

東北町 ほおずき 鬼あかり フロマジュブランのムース
ほおずきのシロップ

これまたものすごい手間暇がかかっているであろう鬼灯のオリジナルシロップとムース。

そのまま食べても超絶うまいほおずきがさらに美味しくなってしまった。
「生で食べるより美味しくならないと意味がない」と峯村シェフ。
これまた実に「蒼」感を感じるデザート。

宮崎マンゴー 時の雫 焼きたてのミルフィーユ
パイナップルのソルベ

極上のマンゴーを使ったミルフィーユ。

こちらはパティシエの濱村さんの技術が素晴らしく冴え渡る一品。
サクッとした食感とマンゴーの甘み、パイナップルのソルベと合わせた時の美味しさが素晴らしい!
もう美味し過ぎて無心でいただく。

沖縄カカオ果肉から排出したジュレ
白神産地の軟水とカカオのガナッシュ

僕の中での今日一はこちら!

国産のカカオ(1個15,000円もするらしい)から作られた料理でガナッシュが美味すぎる。

今まで食べたチョコレート系の中で一番美味しかった。
カカオの旨みを極限まで引き出すとこうなるのかも。
アタックよりも中盤から後半にかけて口の中に広がる濃厚で芳醇なカカオの旨みが口の中に広がって、もちろん相性抜群なペアリングとの相性も抜群なんだけど、それでもまだ口の中にしっかりい続けてくれるカカオの旨み。
本日最高の一品。

初めての食感 焼きたてのフィナンシェ
オレオ 白チョコレートのクリーム

最後は温かいお茶共に提供されたフィナンシェとオレオ!?

「すぐに食べてください。」と言われて、とりあえず一口食べると、説明通り「生フィナンシェ感」が味わえる不思議な食感。
下はサクッとしていて上側と中はしっとり柔らかい生フィナンシェ。
なにこれめちゃくちゃうまい。
オレオは「最高の食材でオレオを作ったらどうなるか」を試したというもので確かに濃厚。味わい深い。

フィナンシェは「少し時間を置くと味変する」というので、一口生フィナンシェを味わってからしばらく放置。
5分くらい経ってから食べると外側が少しカリッとした食感になって、これもこれでめちゃくちゃ美味。
本当に焼きたてのフィナンシェと時間を少しおいたフィナンシェ。ゆっくり火が入ってこんなにも味わいに変化が生じるのか。焼き菓子って面白いなぁ。

すぐに予約困難になりそうな西麻布の「蒼果」

カウンターはわずか6席。
毎月旬が変わるから、「2-3週間お店を開けて1週間は違う食材でテストを繰り返してからまた新しい食材とデザートで営業する。」とのことで、1日2回転しかしないみたいなので1日に入れる人数はわずか12人。
あっという間に超予約困難店になりそうなスイーツコースと最高のティーペアリングが楽しめる。
デザートやスイーツ好きには必見のお店!

蒼果
東京都西麻布4-2-5アートサイロ3階

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フレンチの小泉敦子シェフと、格之進の熟成肉が期間限定イベントを開催する話 https://www.bn-ceo.com/event/7410 https://www.bn-ceo.com/event/7410#respond Fri, 06 Nov 2020 06:35:39 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7410 料理人やいろいろなお店同士のコラボイベントってすっごくワクワクする。
僕が経営している熟成寿司専門店でも、過去に何度もBARとコラボをしてウイスキーと熟成寿司のペアリングコラボをしてきたりしたけど、やっぱり楽しい。
いつもと違う環境だけど、しっかり美味しく仕上げてくれる料理人はまじでリスペクトだ。
さて、今回はフレンチのシェフ、小泉敦子シェフと僕が社外役員を努めさせてもらっている格之進のコラボ。

小泉敦子が奏でる熟成肉の世界

今回はクラシックのシェフである小泉敦子シェフと格之進のコラボイベントなんだけど、小泉敦子シェフ。
実は先日、香茸を食べるために岩手県まで伺ったんだけど、その時にご一緒させていただいた方。
みんなで一緒に香茸を食べて楽しい時を過ごしたんだけど、よくよく聞いてみると本場フランスでミシュランの常連でもあるティエリーマルクス氏の元で働いていて、2016年にオープンしたグランメゾン。銀座のティエリーマルクスサロンでは総料理長を努めていたというガッツリ本格派のフレンチのシェフだ。

残念ながらコロナの影響で銀座のティエリーマルクスはすでに閉店してしまったけど、食べログでも4.1超え。食べログブロンズを3年連続受賞。残念ながら僕は伺えず仕舞いでいつか行きたいとチェックしていたお店。
そんな小泉シェフの料理がなんと格之進とコラボ。そしてありがたいことに試食会に参加させてもらった。

期間限定イベントのメニュー

このイベントは期間限定。こちらのコースが食べれるのは11月の5回だけ。

  • 14日(土曜日)
  • 15日(日曜日)
  • 21日(土曜日)
  • 22日(日曜日)
  • 23日(月曜日)

いずれも18時開場の18時30分に食事開始。
もはや食べたくたても食べることが出来ない、ティエリーマルクスの小泉総料理長の料理を食べることができる貴重なチャンスだ。
ちなみにご紹介するメニューは当日はさらにバージョンアップをして出てくる予定なので、あくまで参考程度に。

先ずは前菜

アミューズ的な感じで出てきたのは岩手県産のまがりネギをオーブンで焼いたもの。
サーロインの脂が入っていて、トリュフやネギやセロリが北京ダックの皮風なものに包まれている一品。

上品にナイフフォークで切って食べちゃったけど、これが失敗。手で持ってガツガツ行けばよかった。
なぜなら牛の脂の旨味や甘味がしっかり感じられ、トリュフの香りに口の中が包まれた後にネギやセロリの風味がとても綺麗に後から追いかけてきて、それの旨味を爽やかにかき消してくれるような味わいが感じられたからだ。

お肉のタルタル

格之進の雲丹とお肉のユッケを参考にして小泉シェフが作ったというのがこちら。
岩手の牡蠣と海苔と白ワインとシャロット。ほしぎく。くるみにヨード感をプラスしてピューレしたものがお肉の下に敷いてあって、上にはゴーダチーズが。

お肉自体には塩胡椒すらしていないという、素材の組み合わせのみで旨味をしっかり出そうとするフレンチらしい一品。

ジャガイモのガレット

岩手の鶏肉の胸肉。バターソテーのキノコ。肉はスネ肉。三陸のムール貝。

岩手県の旬と秋の味覚を感じられる。
そしてジャガイモのガレットと合わせて食べるとしっかりとした旨味が。

メダカ米を使ったリゾット

さて、続いてはメダカ米(一関にのブランド米。メダカが育つ田んぼで育った美味しいお米)を使ったリゾットだ。
すき焼きで使っているお肉は門崎熟成肉のサーロイン。牛のスネ肉のコンソメは少し火を入れて。アンコウは塩でマリネしてフリット。

これが文句なしに最高に美味。
「初めての和牛で、今までと違くて発見があった。」という小泉シェフだけど、しっかりとサーフアンドターフしていて、海の幸と山の幸の組み合わせ。
微かな山椒の風味と塩でマリネしたフリットの力強い塩っ気、ほとんど味付けしていないお肉との相性。甘味がしっかりと抽出されたコンソメ。最後に硬めでいい感じの食感のメダカ米を全て一口でいただくと驚くほど口の中で調和。
アンコウのフリットはそのまま単品で食べると結構塩が強いんだけど、アンコウのフリット自体をソースと考えるととてもいい味わい。
これ、何度でも食べたい!

ランプのお肉のワラ焼き

門崎熟成肉を藁の香りがうつるように。

火入れが絶妙で、脂の旨味がとってもいい感じ。

イベント当日はもっと熟成感を感じられるお肉に進化するみたいなので、益々楽しみ。
やっぱりお肉は美味しいなー。

〆のデザート

滑かで旨味が強いチーズケーキ。

黒胡椒のアイスがとってもとっても美味なのだ。

小泉敦子 × 格之進のスペシャルイベント

ティエリーマルクスの総料理長である小泉シェフ。そして、格之進の総料理長遠藤シェフがサポートに入った料理に生意気ながら試食会ということで、すでにとっても美味しい料理にご意見させていただいたのだけど、この試食会の時よりさらに美味しくなること間違いなしの一品を味わるのは11月でわずか5回のみ。

第1回 11/14
第2回 11/15
第3回 11/21
第4回 11/22
第5回 11/23

参加する場合はFaceBookのイベントで参加表明をするか、僕に直接連絡をしてもらえれば。
僕もどこで行こうか日程調整中なのだ。

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https://www.bn-ceo.com/event/7410/feed 0
西麻布の鮨 有無で食べた松茸のお寿司の話 https://www.bn-ceo.com/japanese/sushi/7089 https://www.bn-ceo.com/japanese/sushi/7089#respond Wed, 02 Sep 2020 21:48:55 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7089 「ここの寿司屋が美味しいよ。」
って教えてもらって、それがまだ知らないお店だったり、予約も簡単に取れそうだったりしたらそれはもう驚きのフットワークの軽さで予約を取るよね。って事で伺ったのがこちら。
西麻布の鮨 有無だ。
それにしても、有無って凄い名前だなぁ。有りか無しか。みたいな感じか。

西麻布の鮨 有無のお任せコース

寿司の激戦区西麻布にある鮨 有無はランチは12000円。ディナーは20000円のお任せコースのみのお店だ。
この界隈のカウンターのお寿司やさんとしては、気持ちリーズナブルくらいの価格帯。西麻布の海心という寿司屋の2店舗目として2019年2月にオープン。
最近お気に入りの西麻布FORNO(フォルノ)と同じビルに入っている。

まずはおつまみからスタート

自家製のとうもろこし豆腐、北海道産のヒラメの昆布締め、愛知県の本ミルガイといった感じのライトなおつまみからスタート。
ちょっとしたつまみもしっかり手が混んでいる。

茶碗蒸し

この辺りから一気に本領発揮。
茶碗蒸しはフォアグラと自家製カラスミの茶碗蒸しだ。

茶碗蒸しはお出汁を味わうものだと思っているので、もはや茶碗蒸しと言っていいのかはわからないけど濃厚で美味。
これはオリジナリティあふれる素晴らしい茶碗蒸しだ。

蟹×雲丹×トラフグの白子

長崎の渡蟹の上にトラフグの白子。そして北海道のムラサキウニが乗った一品。
これも一見奇抜な組み合わせだけど、蟹の旨味に白子がまるでソースのようなクリーミーさを感じさせてくれて、後からウニの甘味がくるという旨味の三重奏を奏でてくれる。

牡蠣の唐揚げ

北海道厚岸の牡蠣の唐揚げはキャビアとトリュフの風味が感じられる。
牡蠣はサマートリュフかな?爽やかな香りが広がる一品。

旬のいくら

まだまだ出始めのいくらは濃い目の鰹出汁で。
柔らかくてマイルド。優しい味わい。

マグロのカマトロ

焼き魚はマグロのカマトロ。
脂ガッツリだから、大根おろしとよく合う。

松茸

秋の味覚。松茸はハマグリとシジミのスープで蒸して提供。
すっごい濃厚で旨味がしっかりでめちゃくちゃ美味!

 

 

いよいよ握りに突入!

さて、結構いい感じでおつまみが出てきたところで握りに突入。

この配置もとってもいい感じ。

秋刀魚

まずは秋刀魚からスタート。旬な感じでいいね。
余談だけど、今年はほとんど秋刀魚を食べなかった。いい状態になる前に某国が取りまくってるのが原因とかまぁいろいろ言われているけど、そのまま出すとイマイチと感じたのかこちらの秋刀魚は秋刀魚のワタを湯煎して作ったソースが乗っているんだよね。

この秋刀魚のワタのソースが絶妙で苦味がしっかり感じられて段階的に苦味が押し寄せてくる感じ。そして、最後はほのかに甘い感じでフィニッシュ。これは面白い秋刀魚の握りだった。

コハダ

これまた面白い一品。

ムラサキウニとシロイカ

シャリと北海道産のムラサキウニの間には福岡のシロイカが挟まっていて、いい感じの食感。

サワラ

サワラは7日間熟成。

カンパチ

カンパチは10日熟成。ややねっとり感もあって熟成をよく感じられる。
赤身とトロを薄くスライスして二段重ねのミルフィーユ上にしてある。こちらは脂がいい感じで強すぎないで適度なさっぱり間もあるのが面白い。

マグロ

隠し包丁ガッツリのマグロは函館は戸井産。津軽海峡のマグロだ。
これは文句無しに美味。

松茸とマグロ

まさかの組み合わせ。
口の中で松茸とマグロの爽やかな香りが一気に広がって旨味が爆発。これは美味しい。秋しか食べれないのがもったいない。

オリジナリティも考えると今日一はこちらの一品。また食べたいけど、食べられるとしたら来年かなぁ。

煮ハマグリ

いよいよ〆かぁ・・・と感じさせてくれる江戸前寿司の代表格。ハマグリ。

ノドグロ

熟成させた喉黒を表面だけ炙った握り。
いい感じの塩気と旨味がジュワーって口の中に広がる。

雲丹

ウニは超豪快に!
最近この手のガッツリウニが増えている気がするのは気のせい?
ただ、これくらい一気に食べると雲丹の旨味とか甘味をしっかり感じることができて、幸せ。雲丹好きとしてはシャリとのバランスとかもうどうでもいいから、みんなこうやって出して欲しい。

お椀

濃厚系の出汁がきいたお味噌汁でフィニッシュ。

鮨 有無

どこかで食べたことがあるようなものもあるけど、オリジナリティあふれるお寿司が出てくる。奇を衒いつつもしっかり手が混んでいて美味しいのがこちらのお寿司。
そのため、普通の江戸前鮨とはちょっと違う進化系のお寿司を食べたい方や、気分を変えて変わった味わいのお寿司に挑戦したい人にはとってもおすすめのお店だ。
系統的には鮓ふじながにちょっと近いかもしれない。
西麻布界隈で2万円でこのクオリティのお寿司を食べれるのはリーズナブルだと感じたよ。

鮓 有無
050-5596-8456
東京都港区西麻布4-11-25 モダンフォルム西麻布ビルⅢ 4F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13230826/

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https://www.bn-ceo.com/japanese/sushi/7089/feed 0
更科堀井で食べた「松茸蕎麦」の話 https://www.bn-ceo.com/soba/soba-soba/7009 https://www.bn-ceo.com/soba/soba-soba/7009#respond Tue, 01 Sep 2020 13:30:52 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7009 暑い日に食べたくなるのはやっぱり冷たいお蕎麦。
でも、ちょっと涼しくなったら食べたくなるのはやっぱり蕎麦。今度は暖かいお蕎麦ね。
さて、そんな折、江戸時代から続く更科蕎麦の名店「更科堀井」が松茸蕎麦なるものを期間限定で販売しているとのことでこれはもう行くしかないよねってことで伺ってきたよ。

江戸三大蕎麦の更科蕎麦の総本家

ちなみに歴史ある更科そば。
江戸時代に長野県の「更級」村からやってきた方が、江戸の武家屋敷「保科」家に逗留し蕎麦切り(当時の江戸では蕎麦はそばがきのような形で提供されていた)を広めたところから、保科家にも配慮して更科蕎麦と命名されたみたいだ。
ちなみに飯野藩保科家の江戸上屋敷は現在の麻布十番にあったことから、麻布十番近辺に更科蕎麦のお店が多くできたみたいで、現在も更科蕎麦の御三家と言われるお店は麻布十番に集中しているのも面白い。

  • 総本家更科堀井本店(麻布十番)
  • 布屋太兵衛麻布総本店(麻布十番)
  • 麻布永坂更科本店(麻布十番)

今回はその中でも更科堀井さんにお邪魔してきた。

昔ながらの居酒屋スタイルが残る蕎麦屋

蕎麦屋で一杯飲みながら・・・というのはきっと昔の人も大好きだったんだろう。
赤坂ビールの生を飲みながら、蕎麦を揚げたおつまみいただき、蕎麦味噌を舐める。
最高じゃないか。

そして、蕎麦屋の定番の料理もついでにいただいちゃう。
畳鰯に、シンプルな焼き鳥、そして玉子焼き。
やっぱり最高じゃないか。

手元にあった赤坂ビールはいつの間にか蕎麦焼酎の蕎麦湯割に変わって、アテはかき揚げ。
やっぱり最高じゃ・・・。

〆はもちろん松茸蕎麦

ちゃんとお店の方が蕎麦を出すタイミングで声をかけてくれということを仰ってくれたので、つまみを一通り食べ終わるタイミングで。

ドーンと立派な松茸が入ったお蕎麦が登場。
香りもしっかり香る・

何より蕎麦が美味。そしてお出汁も上質でいい感じ。
フワッと香る松茸の香りと味わいがとっても上品。
大満足。
やっぱり最高じゃないか。

総本家 更科堀井

江戸三代蕎麦といえば、更科、砂場、藪。その更科の中でも御三家の一つである更科堀井は、江戸時代を想起させる伝統的なおつまみと、間違いないクオリティの美味しい更科蕎麦を食べることができる。
最初はビール。途中から蕎麦焼酎を蕎麦湯で割って飲みながら、微かにほろ酔いのタイミングでお蕎麦をいただく。
そんな最高な時間を過ごすことができるから、蕎麦好きな方には是非一度は足を運んでもらいたいお店だ。

総本家更科堀井 本店
03-3403-3401
東京都港区元麻布3-11-4
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13001226/

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https://www.bn-ceo.com/soba/soba-soba/7009/feed 0
六本木の yelo で食べたピスタチオかき氷の話 https://www.bn-ceo.com/cafe-suite/7201 https://www.bn-ceo.com/cafe-suite/7201#respond Sun, 30 Aug 2020 22:49:34 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7201 さて、今日はかき氷のお話。
それにしても僕のiMacは頭がいいんだか悪いんだか。何度変換しようとしても牡蠣氷で変換される。牡蠣氷。実は実際にあるから食べてみたいなぁ。
ということはおいといて、六本木のすし巽でお寿司を食べた僕らはまだまだ暑い夏を涼しく乗り越えようということでかき氷を食べに向かったのだ。

大行列のかき氷カフェバー 六本木 yelo

六本木らしく、平日は朝の5時頃までやっているという牡蠣氷・・・じゃなくてかき氷のお店。
この日はサクッと入れたけど、タイミングとかによっては夜でもちょっと並んだりするというかき氷の人気店で行列ができることもあるみたい。
実際、僕も夕方くらいに行列ができているのを何度かみたことがあるんだけど、それにしても昼前くらいから朝方まで営業してるのはすごいな。

ピスタチオのかき氷

今回いただいたのはピスタチオのかき氷。
正直、王道系のかき氷とどっち食べようかかなり悩んだけど、まぁせっかくなので一番食べて好きそうなのをいただこうということでオーダー。
目の前で氷をしゃりしゃりやって作ってくれるので、みてるだけでも楽しい。

ミルクを凍らせて削ったフワフワ系の氷と、甘過ぎないシロップが実にいい感じ。
しっかりピスタチオの風味が感じられる。

色々とオプションがあるので、途中で味変がしたくてミルクを追加。あんことか、グラノーラやマスカルポーネといったオプションも充実。
やっぱりかき氷は専門店に限るかも。
それにしても結構な量なので、食べ終わる頃には結構体もしっかり冷えて暑い夏の日だったけど完全に体も冷たくなってごちそうさま。
生暖かい夜風がとっても気持ちよかった深夜の六本木。

六本木 yelo

やっぱりかき氷は専門店に限るなって思わせてくれた六本木のyeloは朝方までやってる嬉しいお店。
酔い覚ましがてらにかき氷を食べるのも悪くないかもしれない。
フレーバーも色々あるから、次行った時は抹茶にミルクとあんこをトッピングして・・・とか色々考えながらいただいた。
これはたまに通ってしまいそう。

yelo
03-3423-2121
東京都港区六本木5-2-11 パティオ六本木 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13166459/

 

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https://www.bn-ceo.com/cafe-suite/7201/feed 0
六本木すし巽で食べたお寿司の話 https://www.bn-ceo.com/japanese/sushi/7169 https://www.bn-ceo.com/japanese/sushi/7169#respond Sat, 29 Aug 2020 22:42:57 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7169 急遽お寿司が食べたくなる衝動に襲われる事がある。
それも、ちょっとカジュアルなお寿司じゃなくて、しっかりとしたカウンターのお寿司が食べたくなる衝動を抑えきれなくなったのは夜も21時を回った時間帯。場所は六本木。
六本木なら入れる寿司屋ありそうだなーと思ってググったところさくっと近所にいい感じの鮨屋を見つけた。

銀座のすし緑の二合店 すし巽(たつみ)

こちらのお店。あまり存じ上げなかったのだけど、銀座にあるすし縁の二号店として、銀座久兵衛出身の板前さんが大将を務める。
芋洗坂の真ん中にある。
余談だけど、芋洗坂。諸説あるけど、坂下の朝日稲荷の前で芋が売られていたからだとか、付近に芋問屋があったからだとか、何にせよ芋に縁があるみたいだ。
僕なら芋洗坂で焼き芋屋さんをやってみたい。しかもプレミアムなやつ。

すし巽の13000円 お任せコース

話が逸れまくったけど、こちらのお店は13000円のお任せコースからあるのもいい感じ。六本木交差点から徒歩2−3分でリーズナブルにカウンター鮨が楽しめるのだ。

先ずは八寸のようなおつまみの盛り合わせから

おつまみの5種類を先ずはいただくんだけど、まるで八寸のよう。
鮑とかいい感じだけど、一番印象に残ったのはクリームチーズの西京味噌漬け。
これはなかなかいい味出してる。

続いて焼き魚といくら

もずく、さわらの焼き魚。そしていくら。いくらは出始めで柔らかい感じ。
ちょい味が濃いめに感じたのは酒呑みに合わせてなのかもしれない。

いよいよ握りへ

つまみが一通り出たところで、握りへ。
シャリは小さめで、赤酢だけど酢の感じはきつくてなくて優し目の味わい。
10日間熟成させたというマコガレイからスタート。うん。ねっとりまったりでこれはなかなかに好きな味わい。
そしてアオリイカ。これも旬でいい感じ。

そして恭一のお気に入りだったのはアジ。
ネギと玉ねぎと生姜がアクセントになっていてめちゃうま。釣りアジで脂が乗りまくりだから、しっかり入った隠し包丁もとっても good。お代わりしたいくらいだ。

続いて金華サバ。これも美味しい。メヒカリにウニと続く。

ここで茶碗蒸しが登場。蟹の風味がしっかり感じられるけど、お出汁の味わいもちゃんと感じられる茶碗蒸し。

続いてマグロが一通り。
追加を特にしたわけじゃないのにトロたくが出てくるのは嬉しいね。

〆は穴子に寛平巻き。
特に寛平まきは握りで提供されたものを自分で海苔を巻くという独特なスタイル。海苔のパリッとした食感がとってもいい感じだ。

最後はお味噌汁に玉子焼きでFix。

すし巽

六本木の芋洗坂を少し降ったところにある割にはとてもお安くて、飲み過ぎなければ一人20000円あればお釣りがくるくらいのお店だ。
全体的に安定しているのと、遅い時間までやっているのでいきなりお寿司が食べたくなった時に重宝しそう。
また不意に夜遅い時間にお寿司が食べたくなった時に行ってみたいお店の一つだ。

六本木 すし巽
050-5593-9925
東京都港区六本木6-1-4 丸正小林六丁目ビル 5F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13210037/

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https://www.bn-ceo.com/japanese/sushi/7169/feed 0
焼肉の名門 天壇で食べたランチの話 https://www.bn-ceo.com/meat/yakiniku/7077 https://www.bn-ceo.com/meat/yakiniku/7077#respond Sat, 29 Aug 2020 13:56:44 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7077 この日はちょっとランチで焼肉でも・・・と赤坂の焼肉の名門 天壇へランチで伺ってきた。
それにしても、「焼肉の名門」って自ら名乗ってしまうのがなんかすごい。
お店に向かっている最中に偶然友人と遭遇して「一緒に行こうぜ」的なのりで一緒に行くことに。
ちなみにまだ僕が27歳くらいの時、この友人(彼は当時遅刻常習犯のサラリーマン)とビジネスランチをして昼からビールを飲むと最高だってことを教えてくれた友人でもある。
あの時もそういえば焼肉だったな。確か四谷三丁目だった。

焼肉の名門 天壇は京都発症の焼肉屋

さて、こちらのお店。京都発祥のお店。京都では何店舗か展開しているんだけど、なんといってもいちばんの特徴は出汁で食べる焼肉。
強めにお肉に味付けがしてあって、洗いダレとも呼ばれる牛骨等から出汁をとったお出汁で上品に食べるスタイル。
1965年の創業以来この出汁のタレを使っていることから、京都焼肉といえばお出汁で食べるスタイルが定着したとも言われている出汁焼肉の代位1人者とも言えるおみせ。
東京では、銀座と赤坂にも店舗があるよ。

特上カルビランチ + ハーフロース

名物は天壇ロースと言われるロース肉が有名。
せっかくなのでそちらをランチセットでいただきたかったんだけど、今日の気分はジャンクなカルビ。なのでカルビセットをいただきつつ、ハーフロースを追加でオーダー。
まずはランチセットが登場。ナムルやキムチ、わかめスープにご飯にサラダが先に出てくるので、サラダを食べながらお肉を待つ。

そしてお肉。ハーフロースはこんな感じ。

そのまま食べると確かにタレが濃厚。
出汁タレで確かにタレを洗うように食べるととってもいい感じ。でも、ご飯に合うのはそのままいただくスタイルかも(笑)

カルビはいい意味で予想通りのジャンク系。こちらも味わいが濃いので出汁で食べるといい感じに。

焼肉の名門 天壇

お出汁の味わいで食べれる焼肉は東京ではあまり出しているところが少ない感じなので、それだけでもちょっと嬉しくなるのがこちらのお店。
食べてみると「洗いダレ」の意味がよくわかる味わいが感じられるお店だった。
次は天壇ロースを頼んだ3枚重ねて焼くという天壇の名物をしっかりと味わいたいと思ったよ。

 

天壇  赤坂店
050-3116-3412
東京都港区赤坂4-3-6 A-FLAG赤坂 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13158168/

 

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https://www.bn-ceo.com/meat/yakiniku/7077/feed 0
鮨さいとうで食べたお寿司の話 https://www.bn-ceo.com/japanese/sushi/7039 https://www.bn-ceo.com/japanese/sushi/7039#respond Fri, 28 Aug 2020 13:43:58 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7039 さて、ありがたいことにお誘いいただいて伺った鮨さいとう。
いつ伺っても安定のクオリティは相変わらず。
今回は毎月のように常連で通っている方に連れてきていただけたのもあってそこはかとない安心感。斎藤さんも僕の顔を認識してくれたみたいで「毎度!」の一声。

言わずと知れた鮨さいとう

ミシュラン三つ星の常連。食べログでも常にトップ10入り。世界各国から食通が集う鮨さいとう。
ザ・王道の江戸前寿司が楽しめるお店はカウンターわずか9席のみ。あまりの人気ぶりのため昨年から会員制になってしまったため、新規の予約は実質不可能になってしまった。
そのため、ミシュランの星は返上することになるが、その人気ぶりと予約の取れなさは最高峰。
お店に電話をしても基本は出てもらえないため、遅刻する連絡すら入れられないという笑えない笑い話もあるほどだ。

鮨さいとうはまずはつまみが一通りでるスタイル

鮨さいとうのお任せコースは先ずはつまみから出てくるスタイルだ。
いくらは出始めだから皮がとっても柔らかい。味わいは一品目だけあって上品な感じ。

ウニは赤ウニと白ウニの食べ比べ。
鮑とタコ。鮑は肝のソースでいただいて、余ったソースにはシャリが。

それにしても、どのおつまみも安定して美味。

おつまみの〆は太刀魚。
しっとりとした上品な旨味と塩の感じがとってもいい感じ。

いよいよ握り。切りつけがやはり綺麗。

そしていよいよ握りに。やっぱり斎藤さんの切りつけはとっても綺麗で思わず見惚れてしまうほど。

やっぱり美味しいお寿司屋さんのお寿司は見た目も綺麗。仕込みも綺麗なのだ。

白身から始まって、縞鯵、小肌、マグロと王道。どれも美味。

ちなみにこの日はモンラッシェと合わせて。
後半の握りは車海老、味、ハマグリ、アナゴは2種類。

特にアジは驚きの美味しさ。爽やかなのに濃厚な味わいだ。
そして穴子が出てくるとコースももう終わりかーと少し寂しくなってしまうのがカウンターのお寿司やさん。

 

握りの方はつい先日伺った、鮨さいとうの分店でもある鮨しゅんじと構成はほとんど一緒!

ただ、やっぱり握り手が違うと味わいも違うし、何より雰囲気とかメンバーでお寿司の味わいって結構違うのが面白いね。

鮨さいとう

日本で最も予約が取りにくいお寿司屋さんの一つ。鮨さいとうだけど、ザ・江戸前寿司の王道といった感じでやはりどれを食べても美味しくて見本のようなお寿司を食べることができる。
切りつけも綺麗。そして何より、デザートのような玉子焼きを食べ終えたところで、一連の流れの満足感のようなものを感じる事ができて、大きな満足感を感じる事ができるのだ。
旬を変えて定期的に通いたいお寿司屋さんの一つだ。

鮨 さいとう
03-3589-4412
東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13015251/

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赤のれんで食べたチャーシュー麺の話 https://www.bn-ceo.com/chineserestaurant/ramen/7030 https://www.bn-ceo.com/chineserestaurant/ramen/7030#respond Thu, 27 Aug 2020 13:35:45 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=7030 大人の街の西麻布にいようがどこにいようが、やっぱり最後は〆に炭水化物が食べたくなってしまうのは酔っ払いの悲しいさが。
ただし、この日は酔っ払いではなくて、西麻布でのお仕事終わり。
時間はてっぺんをまわり、意気揚々と撮影を終えた僕らはついつい引き寄せられるように赤のれんへと降り立った。

西麻布で深夜にラーメン。赤のれん

西麻布で深夜に食べたくなるのが赤のれんのラーメンだ。
あの濃厚な豚骨スープはクセになってしまう。
そうそう。ここに初めて連れてきてくれたのは、20年近く前にサラリーマンをしていた時の上司だった。

あれ以来何度も何度も通っているのに、やっぱりここに来ると当時の上司の顔が少し脳裏をちらつく。最近連絡をしていないな。

ちなみにお店はコロナの影響もあって残念ながらこの時間は(?)アルコールの提供を停止中。餃子でも食べながら瓶ビールで少しアルコールを摂取してからラーメンをいただきたい欲求は見事に打ち砕かれたけど、気を取り直してラーメンをいただく。ビールが飲めないなら餃子は不要だ。

チャーシュー麺

ということで、潔くラーメン一本勝負。
深夜にノンアルコールの状態でまさか赤のれんに来ることがあるとは・・・。

こってりとしたスープなのは見た目からも明らか。
チャーシューはしっかり脂が乗っているのがいい感じ。

いつものようにスープを先ずは何口かいただいて、口の中と食道をスープの味でしっかりと満たした後に麺や具をいただく。
薄味だったり、麺がスープと絡みづらいお店の場合はレンゲの上で小さなラーメンを作っていただくけど、濃い味のこちらではそんな小細工も不要。
スープを一通り堪能したら、一気に麺を口のなかに流し込む。
力強い味わい。濃厚。
以前、博多近辺に住んでいるラーメン通の友人を連れて行ったところ、本場の博多ラーメンとはちょっと違う的なことをおっしゃっていたけど、僕の中ではもう食べ慣れてしまっているのでこれが博多ラーメンだ。
たこ焼きといえば銀だこ系のカリッとした味わいが好きだというと、大阪人からは馬鹿にしたような目で見られるあの現象に似ているかもしれない。
そんなことを考えていたらあっという間に完食。
九州系ラーメンのいいところは、替え玉するのが前提で麺の量が調整されているから、普通に食べる分には少し麺が少なめで食べ過ぎなくていいところだね。

赤のれん

昭和53年創業の赤のれんも新型コロナウイルスの影響がしっかり感じられて、もうこういうお店に至っては気にせずガンガンいってしまおうよと勝手なことを感じつつ、やっぱりラーメンはとっても好きな感じ。
またすぐ食べる機会があるだろうな・・・うん。

博多麺房 赤のれん 西麻布本店
03-3408-4775
東京都港区西麻布3-21-24 第五中岡ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13001341/

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西麻布フォルノの「タクボのわがままランチプレート」を食べた話 https://www.bn-ceo.com/western-food/hamburg/6326 https://www.bn-ceo.com/western-food/hamburg/6326#respond Fri, 21 Aug 2020 04:45:06 +0000 https://www.bn-ceo.com/?p=6326 西麻布にはいいお店が沢山ある。
あの恵比寿の名店「TACBO」が監修したFORNO は鳥取和牛と釜焼きのお店。何度か伺っているけど、とっても美味しくて素晴らしいお店なのだ。

そのフォルノがランチを始めたという情報をGETしたので早速伺ってきたよ。

タクボのわがままランチプレート

メニュー名に田窪シェフの名前が使われていることからも分かる通り、田窪さんが監修したと思われるランチプレートは1,800円で食べることができる。

結論から言うととっても美味しくて、クオリティを考えるとお値段もかなりお得。
大満足のランチだったんだよね。

鳥取県産黒毛和牛のハンバーグと田中牧場の目玉焼き

元々フォルノは鳥取県産の黒毛和牛を使っているので、それらのお肉を使っていると思われる鳥取県産の黒毛和牛がメインのハンバーグのプレートには、ナポリタンとサラダもついてきて、大人のお子さまランチみたいな嬉しい組み合わせ。

ハンバーグのソースは、黒ニンニクのソースと和風が選べるので和風をセレクト。
ただ、ハンバーグ自体の味わいが結構しっかりしているため、ソースはなくても美味しく食べれちゃうほど。
ソースたっぷりつける派の僕でもソースが少し余るほどだ。

田中牧場の卵

目玉焼きの卵は田中牧場の卵。埼玉県の深谷にある田中牧場といえば、ミシュラン常連店でも多く使われている美味しい卵。純国産の赤色の鶏「もみじ」が生む紅玉。
卵の黄身を割るとこんな感じで、もうみるからに濃厚な見た目の卵。コクがあってとっても美味。

ソースはかけずに、たっぷりの卵の黄身と白身、そしてハンバーグの組み合わせは抜群!
これは美味。
ハンバーグは表面は焦げ目がしっかりしていてよく焼かれているんだけど、中はしっとりとした水分量がしっかり感じられる焼き具合だ。

カレーには出来立てのメンチカツ

そして最初にカレーが運ばれてきたんだけど、後から「揚げたてです。」とカレーライスの上にちょこんと乗せられたのが、メンチカツ。
確かに揚げたてで熱々だ。
味はもちろんご飯にもカレーにも合うし、ボリュームもたっぷりになっていい感じ。

カレーは牛の端肉が使われていて、TACBOで出てきたボロネーゼが少し脳裏に浮かぶ感じがまたよくて、なんと言うかとってもいい感じ。

味噌汁で一気に和食感が出るのもまたいい感じ。

ジェラートとカフェ付き

カフェは色々選べたので、ハーブティーをセレクト。
そしてジェラートはもちろん手作りでとっても美味。

1,800円でとっても美味しいランチをいただいて大満足だ。
ハーブティを飲みながらついついゆっくりしたくなっちゃうやつだね。

FORNO(フォルノ)

シェフはタクボでみっちり1年修行をして薪焼きを学んだこともあって、薪焼きの火入れは流石の一言。
ランチの1800円のプレートは驚くほど安くて美味しくて本格的。そして量もたっぷりなので男性でも腹パンにしっかりなるパワーランチだ。
もちろん夜に行っても美味しいからね。

FORNO
050-3628-1446
東京都港区西麻布4-11-25 モダンフォルム西麻布パートⅢ 3F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13220897/

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