料理・食材

韓国冷麺と盛岡冷麺の違いや特徴は!?

Written by Kazuya Akanuma

ランチで訪れたお気に入りの韓国料理屋で、夏限定メニューの「冷麺」を見て、思わず注文をしました。こんなに暑いのに汗をダラダラ流しながら食べるソルロンタンよりも、涼しさを求めたわけです。

出てきた韓国冷麺を見て、思わずだいぶ昔に食べた盛岡冷麺との違いが気になったので、改めて調べてみることにしました。

盛岡冷麺の特徴

盛岡冷麺は岩手県盛岡市の名物となっている麺料理です。辛味のある冷たいスープと麺が特徴で、盛岡以外でも焼肉店の〆の一品として定番となっています。

そもそも、盛岡冷麺も実は期限は朝鮮半島にあるみたいです。

朝鮮半島(現北朝鮮)出身の在日朝鮮人1世の青木輝人氏という人が1954年に盛岡で「食道園」というお店を開業し、店で出したのが最初とされています。もともとは朝鮮式で出していたみたいですが、色々とあって今の形になったみたいです。

デンプンをベースにしたつるりとコシの強い麺や、キムチが入ったちょい辛のスープは牛骨や鶏ガラをベースにしていてアッサリとしていルノが特徴です。

 

韓国冷麺の特徴

こちらもルーツは北朝鮮にあると言われています。

平壌発祥のムルレンミョン물냉면)と咸興発祥のビビン(ピビム)ネンミョンと大きく分けて二種類の冷麺があるようです。

僕らが韓国冷麺という場合は、ムルレンミョンと呼ばれるソバ粉や緑豆粉を用いて麺を打ち、肉系でダシをとったスープにトンチミ(汁を多めにして味を薄めに作った大根のキムチ)を加えたスープに薄切りの牛肉(または豚肉)、薄切りの大根キムチ、キュウリ、梨、ゆで卵などの具を乗せ、カラシと酢を添えて食べる冷麺を指すことが多そうなので、そちらをベースに解説していきます。

麺の違い

盛岡冷麺:小麦粉に緑豆のデンプンを加えたもので、麺は白っぽく太め。そして、スパゲッティのような茹で上がりが特徴です。

韓国冷麺:そば粉にじゃがいもデンプンを加えたもので、そば粉のため、黒っぽい麺になります。また茹で上がると白滝のようにツルツルとした麺になります。麺一本の長さが長めで、箸で麺を切りづらいため、ハサミで麺を切ってから食べます。

スープの違い

盛岡冷麺:牛骨や鶏ガラをベースにしたスープは透き通っています。キムチを加えることが多いので、場合によってはアカメのスープが出てくることもあります。甘さと辛さとコクがあります。

韓国冷麺:鶏肉や牛肉でとったスープをベースに、トンチミという大根の水漬汁を加えます。辛味はなく酸味と塩っ気があります。スープにはカラシが添えてあるのも特徴です。

具の違い

盛岡冷麺:梨を載せるのが定番のようです。キムチやきゅうり、ゆで卵や錦糸卵も定番みたいですね。

韓国冷麺:スイカが定番です。何故か冷麺にはフルーツ系が添えられますね。他にもゆで卵やチャーシュー。きゅうり等。

まとめ

今日食べた冷麺を見てみると、韓国式がベースになっていますが、盛岡冷麺の定番であるスイカも入っています。

チャーシューもしっかり入っていますね。

いろいろな日本の冷麺を見ても、その垣根はもしかしたらなくなってきているのかもしれません。

ラーメンのように、冷麺も北朝鮮から入ってきた文化です。そして、しっかり本国とは別の食文化として定着して「盛岡冷麺」となりました。

その冷麺が、本場の韓国冷麺といいとこ取りをして、お互いのいいところを併せ持った冷麺が今後は続々誕生してくるかもしれないと思うと、こうやって食文化は成熟していくだと実感できてワクワクしてきますね。

最近の麺系のインスタと食品のスープはめちゃくちゃクオリティ高くなってきていますので、自宅で韓国冷麺と盛岡冷麺の食べ比べなんてのをやってみても面白いかもしれません。

さすがに食べ比べできる飲食店はなかなか探すのが難しそうです。

About the author

Kazuya Akanuma

株式会社BNF 代表取締役
株式会社ブレインネット 取締役
ITの会社と、Cafe&BARとお寿司屋さんを経営中。

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