ナパヴァレー

Duckhorn Cabernet Sauvignon 1982 1987 1997 を飲み比べ(ダックホーン)

Written by Kazuya Akanuma

飲み比べ。食べ比べこそが食をより深く知るための最適解だと最近は本当に強く感じています。

さて、ワインの世界の飲み比べには、縦飲み横飲みという言葉があります。

縦飲みは、同じ銘柄で年代を超えて飲むことです。垂直試飲とか、ヴァーティカル・テイスティングなんて呼ばれます。
横飲みは、同じ年代で種類を変えて飲むのコトを言います。別名、水平試飲。英語だとホリゾンタル・テイスティングです。

今回はカリフォルニアのナパヴァレーを代表するダックホーン カベルネ・ソーヴィニヨンの縦飲みです。

ちなみにダックホーンはメルローで有名になったワイナリーです。カリフォルニアワインの・・・いや、ナパヴァレーのメルローを世界レベルに一気に引き上げ立役者です。
メルロー以外の作り手としてのレベルも高く、2009年、オバマ大統領の就任式後の昼食会で振る舞われたワインがこのダックホーンでした。(白はソービニヨンブランが、赤はゴールデンアイというピノノワワールが。)
作り手としても一流のダックホーン。長期熟成向けのカベルネも期待が膨らみます。

揃えたヴィンテージは 1982年、1987年、1997年です。後になって最新のヴィンテージも揃えておけばよかったと反省。次回はそうします。はい。

さて、こんな感じで一度の3つを堪能しました。

Duckhorn Cabernet Sauvignon 1997

深みのある濃い赤紫色のガーネット。熟したダークチェリーを強烈に感じました。20年以上熟成されたカベルネなのにまだ微かにフレッシュな感じがします。もちろん熟成感はありますが、まだまだ美味くなると感じさせられるポテンシャルを感じました。
事実、2時間近く経ったころ、角が取れてしっかりと開き、実にまろやかな風味に変化しました。美味です。

Duckhorn Cabernet Sauvignon 1987

30年の熟成感が感じられる実にバランスが良くて美味しいワインでした。結論から言うと、1987が僕は最も美味しかったです。
しっかりとした熟成感。口に含んだ瞬間に感じる熟したダークチェリー。タバコ。ココア。微かにコーヒーのような味わいが絶妙なバランスです。開いてからはさらにまろやかになって本当に美味。これが飲めてよかったです。

Duckhorn Cabernet Sauvignon 1982

わずか5年でこんなにも変わるのかと(もちろん保存状態や年による違いはあるとはいえ)言うほど、一気に熟成ががっつり進んでいて、枯れた感が出ているワインです。
もちろん、この枯れた感じが大好きワイン愛好家も多いことでしょうが、ダックホーンのカベルネは3o年くらいの熟成が飲み頃な気がします。
熟したダークチェリーと枯葉の香り。味は後半のタンニンの強さが口の残る感じと酸味のバランスが多少バランスが良くないように感じてしまいました。
最も、単体で飲んだら普通に美味しいのですが、1987が実に美味しかったため感じてしまった感じですね。

さて、今日揃えたようなダックホーンのカベルネの1980年代、90年代のビンテージは日本ではもうネットでは売っていませんが、最新ビンテージは1万円以下で売られています。

 

2013年のヴィンテージなら売っているので、今から買って25年後くらいに飲むのもいいのかもしれませんね。

気が遠くなる話ですが、1本くらいポチッとしておくのもいいかもしれません(笑)

About the author

Kazuya Akanuma

株式会社BNF 代表取締役
株式会社ブレインネット 取締役
ITの会社と、Cafe&BARとお寿司屋さんを経営中。

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